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【DQⅡ⑥】目指せ!LV99‼︎ ドラゴンクエストⅡ〜悪霊の神々〜編 その6 今度こそ大航海して世界を周る!

※ネタバレを含む記載をしています。自己責任でお読みください。

冒険の続きを始めましょう。

 ロトの末裔3人組は次の目的地へ向かうため船に乗り込み、大海原を進もうとしていました。が、5つある紋章のうち1つを手に入れましたが、今分かっていることは、
・金の鍵のありかを知る男がどこかの島にいる
・海に沈んだ財宝がどこかにある
ということくらいです。

 ルプガナとアレフガルドの間にある海峡から北上してローレシア大陸北側の海岸線を大きく東へと迂回しながら、足を運べなかった土地や島々を回り、紋章を探していきます。早速進路を北へ取り、ローレシア大陸西端の岬を超えてまもなく、海上に光る場所を見つけました。

 海上に光る場所、そこに沈んだ船の財宝がある。ミヤが潜ってみるとまさしくそこに財宝が沈んでいました。まさか海上から確認できる上に潜ってすぐにとってこられるような浅瀬に財宝が見つかるとは。探すのがめんどくさいので都合のいいように利用された感を強く抱いた3人ですが、ルプガナの商人に財宝を届けるため逆戻りします。財宝を届けると商人は大層喜び、お礼にと「山彦の笛」と言う家宝を譲ってくれました。家宝と引き換えにするとは余程の財産なのでしょう。こんな事がないように大事な財産は預かり所に預けておくべきです。金利が優遇されていないのかもしれませんが。
 一つのおつかいを済ませた3人組は今度こそ大海原に繰り出すため船に乗り込み再度北上します。ローレシア大陸を右手に見ながら船はゆっくりと東へと進んでゆきます。潮風が気持ちよく、海鳥たちの声が遠くに聞こえ、よく魔物が襲って来ます。いらんわ。基本くるものは拒まずの精神で挑まれたからには容赦なく立ち向かって来た3人組ですので、ここいらの魔物に遅れをとることはありません。進めば進むだけ金の貯まる黄金航海です。王族で海賊のようですが人様から奪うのではなく、相手は魔物です。今後も容赦なくぶちのめして金を稼ぎます。

 ローレシア大陸北側の東端、勇者の泉の洞窟付近に祠のある小島がありました。ここはお告げ所らしく、ここにいる神官らしき人が、海の真ん中にある深い洞窟の中にある「邪神の像」を手に入れろと言います。そこへ入るには「月のかけら」と言うアイテムが必要らしいのでテパの村を訪ねろと教えてくれました。新たなミッションを課せられたロトの一味はお告げ所を出て船に乗り込みます。進路は南。ローレシア大陸東海岸を沿うように南へ船は進みます。

 海に浮かぶ小さな祠を発見しました。

 中に入ると滝に囲まれた不思議な空間です。魔物の気配もありません。下へとつづく階段を降りていきます。

 降りていきます。

 降りていきます。

 降りていきます。

 降りていきます。

 降りて…まだあるの?

 やっと最下層らしき所に着きました。水に囲まれた神秘的な神殿のようです。が、何か祀られているわけでもなく、紋章もあるわけでもありません。ばかにしやがって。無駄足を踏まされた一味は悪態をついてさっさと出ていきます。

 謎の祠から少し南へ下った辺り、岩山と岩礁に囲まれた島国がありました。川から入って小さな湖に船を泊め、島に上陸するとお城があるのが見えます。ここはデルコンダルと言う小さな王国でした。回廊に囲まれた城の中庭のような場所には砂地の闘技場なるものがあります。

 王様はここで獰猛な魔物と闘士を闘うのを見ることを楽しんでいると言います。満足のいく内容であればご褒美がもらえるとのことなので、腕に自信のある3人は早速挑みます。出て来たのはサーベルタイガー。今まで出会ったことのない未知の敵です。相手は1匹とはいえこれは油断できません。ミヤとリクが剣で攻撃するとサーベルタイガーをやっつける事ができました。びっくりするくらい弱いです。王様の元へ行くとなんとこれで満足したらしく、褒美に月の紋章をもらう事ができました。ただ気がかりなのはロトの一味が来るまで誰も満足させる事ができてなかったとしたら、挑んだものたちはサーベルタイガーに…。あまり考えたくありませんが、3人の前に挑んだ人がいない事を信じたいです。大きな目的を果たしたであろう一味は気を良くして帰ろうかと思いましたが、情報集めをすることを思い出し城の中の人々に話を聞いていきます。ここで金の鍵の新たな情報を手に入れました。はるか南の島、ザハンという村のタシスンという男が鍵についての情報を知っているらしいのです。この情報は牢にいる男の暇つぶしの話で得られました。暇つぶし程度にしては、ものすごく貴重なお話を拝聴させていただきありがたい限りです。こんな大事な話を知っている男がなぜ牢屋にいるのでしょうか。もしかすると国家がひっくり返るほどの大切な機密を知っだがために捕まったのかもしれません。これ以上暇つぶしに付き合うと3人も牢に入れられかねません。そそくさと牢の前から離れ、他の話を聞いていきます。城の中の男から興味深い話が聞けました。どうやら武器屋の親父がガイアの鎧という貴重な装備品を持っているらしいのです。売り場には出されていないのでよほど大事なものなのでしょう。当の本人に聞いても店頭販売の品しか売ってこないので真偽は明らかになりませんでした。新たな情報を得た一味は今度こそデルコンダルを後にして次の目的地へ出発します。

 デルコンダルを出て少し西へ進むと岩礁に囲まれた洞窟を見つけました。ですが今の段階ではこの中に入る術がありません。ただ海の真ん中にある洞窟という立地条件から、邪神の像があるという洞窟なのかもしれません。テパの村を見つけた後またここに戻りましょう。

 デルコンダルからほぼまっすぐに南下した辺りに祠のある小島がありました。

 祠の中は篝火が焚かれ、旅の扉が3つ並んでいます。祠の外にある木の元で何やら光っていますね。光り物に目のない一味は早速調べると太陽の紋章を手に入れました。紋章集めは順調です。それぞれの旅の扉はどこへ通じているのか確かめるためにまずは真ん中から入っていきましょう。

 旅の扉を出るとそこは似たような形の祠らしき場所でした。旅の扉が3つ並んでいます。違うところと言えば篝火がなく、お爺さんと人相の悪い男がいるところでしょうか。お爺さん話を聞くとハーゴンはまやかしの術を使うので聖霊の加護を得た方が良いと言いました。ここがどこかと言うことは何一つ教えてくれません。また外の男に話を聞くと旅の扉の行く先々は金の鍵が必要だと言うことです。3人はここから先がどこへ繋がり、本当に鍵がないと進めないのか、人相の悪い男の話を確かめることにしました。左手の旅の扉をぬけるとそこは狭い部屋で、確かに金の扉が閉まっておりどこに辿り着いたのかわかりませんでした。

 元の場所に戻り、右側の旅の扉へ。ここもまた狭い部屋で金の扉で閉ざされていました。

 ここの祠から先へは確かに金の鍵がないと進めないことがわかりました。疑ってごめんなさい。
 心から反省した3人は元の小島の祠に戻り、次は左の旅の扉へ入っていきます。そこもまた金の扉で閉ざされた部屋でした。

 なんなんだよもう金の扉。部屋の外に誰かいますが、はてどこかで見たような風景です。だけど今は確かめようがないので少しイラつき気味の3人は今度は右側の旅の扉へと入って行きます。

 扉を抜けた先はアレフガルドにある数少ない施設の一つ、南の祠の中でした。確かロトの身分証がないから出て行けと言われた場所です。今の段階ではそれらしきものはロトの剣くらいしかありませんが、それは証明書の代わりにはならないようです。案の定一喝されたので旅の扉から出ていった3人は島に戻り再度船に乗って航海の続きをします。

 祠からわずかに西へ行った辺りにある島が不思議な地形をしているので調べてみました。岩山に囲まれた砂地の中に1箇所だけ木が生えている不思議な島。そこには世界樹の木があり、世界樹の葉が落ちていました。さすが一味の勘はハンパじゃありません。お宝を得た海賊どもは意気揚々と船に乗り込み海路を行きます。

 世界樹の小島から東へ進路をとると祠のある島と村がある島が並んでいるのが見えました。祠の中には旅の扉があり、その先はローレシア城の中でした。城からかなり離れたところまで続いているのにも驚きですが、逆に城から来たものは目先の村まで行く術がないことを理解しているのでしょうか。この旅の扉システムは誰がどんな目的で作ったのか知る由もありませんが、利便性は今のところあまり良くありません。魔物に遭わず遠くまで行けるといところが評価できるところかもしれません。さて次は対岸の村に上陸しましょう。ここは漁師の村ザハン。ここには金の鍵の在処を知るタシスンという男がいるらしいのですが、村の中は女性ばかりです。村の傍にはその女性の姿を見て喜んでいるエロジジイ…いや、女好きの年寄り…どう表現しても悪口にしかならないご老人がいらっしゃいます。話を聞くと男たちは遠洋漁業に出ているらしく、その奥様たちが帰りを待っているのだとか。ですが宿に宿泊している客はその男たちの船が沈んでしまったことをこの村に伝えに来たと言います。帰りを待ち侘びている人たちの前に残酷な現実を知らせることができず葛藤している様子。ただどうすることもできない3人は心の中で頑張れとだけ応援して金の鍵の話を聞いて村を歩きます。タシスンのことを尋ねると彼はすでに他界しているということでした。奥様の話だと犬好きだったらしいです。だがしかし、鍵の情報はここで途絶えてしまいました。この村のどこかにあるのか、それとも違う場所にあるのか。途方にくれている3人の前に犬と戯れあっている子供の姿が見えました。動物と仲良く遊んでる子供の話を聞くとなんと犬が袖を引っ張ってくると泣いています。戯れているのではなくまさか襲われていたとは。ひょっとすると犬の姿の魔物かもしれません。子供を助けようと犬に話しかけると犬は吠えた後一目散に逃げ出しました。相手の力量が測れるとは中々やる犬です。と、逃げた先の犬の足元にお宝の光が見えるではありませんか。そこには金の鍵が埋まっていました。犬好きのタシスンが鍵の在処を犬にだけ教えていたのでしょう。ただ誰彼構わず鍵の場所を教えていたのかと思うと先を越されてどこの誰ともわからぬ旅人に世界平和の邪魔をされていたのかもしれません。危ないところでした。金の鍵を手に入れた3人はザハンを後にし、まだ足を踏み入れていない土地へと向かっていきます。

今回の冒険はここまで。

〜つづく〜

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