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【DQⅡ⑨】目指せ!LV99‼︎ ドラゴンクエストⅡ〜悪霊の神々〜編 その9 どこにあるのかテパの村

※ネタバレを含む記載をしています。自己責任でお読みください。

冒険の続きを始めましょう。

 ロンダルキアへとつづく道へゆくためのアイテム「邪神の像」を手に入れなければならないロトの子孫たちは途方に暮れていました。というのも世界中を回りまわった割にはテパの村へと辿り着けていないのです。

 リクのルーラの呪文でも行き先が示されていません。おそらくラダトームの下の?????辺りだと思いますが順序的にもだいぶ前に辿り着いていないとおかしいと思われます。あ、リクが毒状態なのはお気になさらず。

 世界地図を見てみると一通り海の上をひた走り世界中を周りましたがテパの村は海沿いにはありませんでした。海上から上陸できる島や大陸は隅々まで網羅して…ここでふと気づきました。ヒントはデルコンダルのお城です。川から入って上陸した島がありました。確かに川から内陸に入り探検したことはありません。地図を見るとペルポイから陸地沿いに北上していくと川が入り組んだような場所があります。3人は細かく入り組んだ川を鮭のごとく遡った後上陸してから山々の合間を迂回する形でやっと入れる村がありました。

 かなり人里離れた山の中でやっと見つけた最後の村です。中に入ると間違いなくここはテパの村でした。村の人に話を聞いていきます。

 水門の鍵?ああ、ラゴス師匠から認められた証にいただいた盗品ですね。察するにこれがないことで村の人は大変な思いをされてきたのでしょうか。おそらく取り返して欲しいみたいなことを先に聞いておくべきだったのでしょうが、結果的に元の場所に戻って良かったということにしておきます。月のかけらがある満月の塔に行く為にこの水門の鍵が必要だということらしいです。ということはラゴスはとんでもない悪党だったのでは。水門の鍵がない為に月のかけらが得られず、邪神の像も手に入れられないとなったらハーゴンを討伐できない。結果的に世界は滅ぶのを待つしかないというとんでもないことになりかねなかったのです。

 こんな可愛らしい口調で許しを乞うていますがひょっとするとハーゴンの手先だったかもしれない疑いをかけられていて投獄されていたのかもしれません。表面上は窃盗罪ですが果ては国家転覆罪にだってなっていたのかもしれないのですよ。ラゴスによって滅ぼされそうになった世界を救うべくロトの子孫たちは満月の塔に向かいます。
 と、その前にテパの村にはドンさんがいるのでした。聖なる織り機と雨露の糸をお渡しすればドンさんが水の羽衣を織ってくれるはずです。

 道すがら偶然手に入れてきたアイテムが偶然にもドンさんの手元に一度に揃う形になりました。ドンさんは仕事の依頼を引き受けてくれましたが出来上がるまでは時間がかかるそうです。では先に月のかけらをとりに満月の塔へ向かいましょう。村の北側にある小屋の中の水門を開くと水が流れ、村の外側の砂地が川とつながりました。この水路を船で進むと満月の塔にたどり着けます。

 塔の中の魔物は今の3人にとって大した敵でもなく探索はスムーズに行うことができました。最上階から今度は下へと進んで行き隠された部屋へ降りていきます。謎の老人が意味深な言葉とともに宝箱の中の月のかけらを持っていけと言いました。

 これでロンダルキアへと一歩近づいた3人組はテパの村のドンさんのところへ顔を出していきます。塔の探索中に水の羽衣が出来上がってるかもしれません。

 ああ、ごめんなさいごめんなさい。急がせてるわけじゃないですよ。そんなに慌てなくていいですからね。それでは今度は邪神の像を探しに行くことにしましょう。月のかけらを使って岩礁に囲まれた海底洞窟へ向かいます。最寄りのデルコンダルへルーラで飛び船に乗って洞窟へ。そこで月のかけらを使うと潮が満ちて周りの岩礁が海に沈んで入り口に入れるようになりました。

 中は広大でいたるところに溶岩が流れています。邪神の像はどこにあるのでしょうか。くまなく調べていきます。すると一人の兵士に会うことができました。彼の話だとここは海底火山の噴火でできた洞窟のようです。

 それよりも疑問なのはあなたはいつからここにいらしたんですかということなんですよ。そもそも何の目的でここにいるんです?どこの国の所属の兵士ですか?ここに派遣されたということは何かとんでもない失敗をしたに違いありません。そんな兵士を尻目に3人組は洞窟の中を探索していきます。中は複雑に入り組んでいてくるものを阻むかのような迷宮になっています。上り下りを繰り返し最深部まで行くと炎の聖堂と呼ばれる部屋に辿り着きました。魔物が何か邪悪な儀式でも行っていたのでしょうか。邪魔するなとばかりに行手を阻んできました。

 そんなわけには参りません。こちらも全力で応戦します。まあカナのイオナズンで一蹴してやりましたけれども。奥にある祭壇に気持ち悪い…もとい禍々しい像が祀られていました。間違いなく目的の邪神の像に違いありません。

 これでまたハーゴンの元へと一歩近づいたわけです。洞窟を出て戦いで傷ついた体を癒してからロンダルキアへ向かう前にドンさん家に寄っていきます。そろそろ出来上がってるかもしれませんからね。

 まだでした。次はもうロンダルキアへと向かうだけなんですが、これハーゴン倒す前に出来上がりますかね?とりあえずロンダルキアの麓へ向かいます。ハーゴンの元へ行く本当に直前になりますが期限ギリギリですよ。それまでに作っておいてくださいね。ロトの取り立て屋たちはベラヌールの旅の扉からロンダルキアの麓へ向かいます。

 時は来たとばかりに岩間の魂の番人はロトの子孫たちにハーゴン打倒を託し消えていきました。彼のためにも安らげる世界を取り戻すと誓った3人は決意を改めて固め岩に閉ざされたロンダルキアへの道を邪神の像を使い開きます。

 凄まじい轟音と大地を震わせる振動とともに目の前の岩山に入り口が開きました。ロンダルキアへと続く洞窟は一段と複雑に入り組んでいます。中に巣食う魔物の脅威はそれほどでもないのですが、間違うと永久に同じところを巡る通路や、足を踏み外すと至る所に落とし穴があるフロアで何度も往復するなどさまざまなトラップで3人の行手を邪魔します。来る者は拒まずの3人組なので出会う敵は容赦なくぶちのめして行きます。格段に強くなって行く3人組は入り組んだ迷宮の中で武器を見つけました。

 床に落ちていた剣は噂に聞いた稲妻の剣でした。ミヤの最強装備になるでしょう。入り組んだ迷路のような洞窟を進んで行き階段を登った先で雪原に出ました。

 間違いなくハーゴンの本拠地であるロンダルキアの台地にたどり着いたのです。外界に閉ざされた極寒の台地。ここにハーゴンは魔物たちの大軍を率いて世界を征服しようと企てているのです。先へ進むと小さな祠がありました。そこでは体力と魔力を回復してくれる上に冒険の記録もしてくれる場所で最後のルーラで飛んでこられる場所でした。いよいよ最終決戦の時です。3人は万全を尽くすべくさらに力を蓄えることにしました。
目指せLV99です!

今回の冒険はここまで。

〜つづく〜

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