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ナワシロ新聞vol.1(2024年1月発刊)

ナワシロ新聞は、曜日で店主が変わるシェアキッチン「ナワシロスタンド」が発行する、季節のお便り新聞です。


空き家からまちに根付く曜日がわりのシェアキッチンへ

ナワシロスタンドはかつて空き家となった約築50年の民家。新しい使い方をしたいとのオーナー様のご意向を受け、2021年8月にシェアキッチンとしてオープンしました。今回は物件のオーナーである山崎さんに経緯や、今後の展望について伺いました。

Q1.ナワシロスタンドではどのように暮らしていたのですか?

A1.生まれたときからこの場所に住んでおり、8歳のときに建て替えて今の家の形になり、20代後半まで住んでいました。小さな家ですが、両親、祖父母、親戚、下宿していた人などが一緒に住んでいたり、お正月になると親族一同が集まったり、賑やかに暮らしていました。

Q2.なぜシェアキッチンという形で残そうと思われたのですか?

A2.更地にして駐車場にしようかとか考えましたが、町にちょっとでも賑わいを出したいなと思ったので。また、ちょうど、同じ嗜好を持つ人が集まれる場所には意味があると考えていた時期だったのもあります。

Q3.これからナワシロスタンドをどのように育てていきたいですか?

A3.ナワシロスタンドへの出店で、自分の店を持つことに自信をもてるようになったり、ビジネスパートナーと出会ったりなどができる場所になればいいなと思っています。そうして独立した店を老後に巡るのが私の夢です。


▼より詳しくお話を伺った過去のインタビュー記事はこちら


店主紹介

ナワシロスタンドは、曜日がわりでさまざまなお店が営業するシェアキッチンです。ナワシロスタンドで間借り営業をする店主さんを少しずつご紹介していきます。

美味しいお酒とおつまみ【カワベ屋

大阪出身で、現在は埼玉に住んでいます。三軒茶屋周辺に10年ほど住んでいたので、このエリアは大好きな場所です。飲み歩いてただけなのですが(笑)焼き鳥屋、イタリアンでの経験を活かし、お酒大好きな店主が美味しいおつまみとご飯を作ってます。和洋折衷、時々大阪文化と埼玉文化を織り交ぜながら。ふらっとおひとり様でもご家族でも恋人同士でも、どなたでもウェルカムです。どうぞ気軽にご飯食べに来てください!

※2024年1月にナワシロスタンドを卒業し、現在は活動をお休みしています(2025年2月現在)。


季節を楽しむスパイスとハーブの店【わのたより

わのたよりは、旬や日本に根付く食材をスパイス・ハーブとともに楽しむお店です。旬の野菜と出汁を使ったカレーライス、季節の果実とスパイスやハーブを組み合わせたオリジナルドリンク、スパイスを使用したチーズケーキなどを作っています。食という体験を通して、『季節の移ろい』『みなさんに知っていただきたい日本の少し珍しい食材』『スパイス・ハーブ』の魅力や楽しみ方をお届けします!お気軽にお越しください。


スリランカ&スパイス料理【トンガリキッチン

創作スパイス料理&本格スリランカ料理のお店です。カレーやスナックの他に、スパイスを使ったスウィーツやドリンクなどもご提供します。屋号「トンガリキッチン」は昔から大好きなスピッツの曲名が由来で、「スピッツの曲しか流さないカレー屋」です。営業中、2階ではヨガやアーユルヴェーダ、「あんこのお花」などのワークショップを開催します。飛び入り参加OKのワークショップもありますのでぜひ遊びに来てください!


魯肉飯と点心【れみはうす

れみはうすは台湾の街角にあるような、気軽でおおらかな食堂を目指しています。ふらっと気軽にごはんを食べに来てほしくて自分の名前を入れた店名にしました。お昼はルーロー飯と甘味、夜は旬の食材を使った小菜(おつまみ)と点心もご用意!台湾出身の祖母の味を自身の和食の経験でアップデートしたレシピで、毎日食べても飽きない優しい味の料理を作っています。来来来〜!

※2024年12月にナワシロスタンドを卒業し、現在は不定期でナワシロスタンドでイベントを開催しています。



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企画・発行:omusubi不動産
デザイン・イラスト:Eri Sakon

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