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oekaki ピアス
高校生のころ、「東京ラブストーリー」というドラマが流行りに流行りました。
原作は漫画です。
作者は柴門ふみさん。
ドラマのヒロイン赤名リカ役は鈴木保奈美さん、お相手の永尾完治役は織田裕二さん、脇に江口洋介さん、有森也実さんなどなど。
主題歌は小田和正さんの「ラブ・ストーリーは突然に」。
印象的なイントロから始まるドラマチックなこの曲がドラマとぴったりで、ドラマと共に大ヒットしました。
ヒットするものというのは何もかもが合致するんだなぁと、すごいパワーを感じます。
↑ 公式に上がっている動画はないようですが、こちらで少しだけ試聴できます。
あの日 あの時 あの場所で
君に会えなかったら
僕等は いつまでも
見知らぬ二人のまま
誰かが甘く誘う言葉に
心揺れたりしないで
君をつつむ あの風になる
作詞作曲編曲 小田和正
うぅ……。歌詞を読むだけでもう切ない……。
小田和正さんの曲は、前奏でハッと心掴まれて、変調でもう鷲掴みにされますね。(って、音楽のことはなにもわからないのですが)
あの時に、ヒロインと一緒にドキドキしたり傷ついたりしながら、まだもう少し大人な恋のその後、好きだけど上手くいかない……とか、傷つけるとわかっていてもそんなことをしてしまう……とか、その辺を理解することはできなかったのですが、とにかく毎週ドラマを楽しみに観ていました。
調べてみると1991年の1月から3月に放送されたドラマです。
数々のヒットドラマを産み出したフジテレビの月9(月曜21時枠)です。
鈴木保奈美さん演じる赤名リカが、かわいくてかっこよくて切なくて悲しくて……。
学校で友達と話をしても、有森也実さん演じる関口さとみに共感する人は誰もいなくて、もう「女の敵」認定のような感じでした。有森也実さんがこんな奴いるいる……的な腹立つ女をとても巧みに演じておられて、みんな赤名リカを応援していました。
不倫とかもまだよくわからなかったし。
織田裕二さん演じる「カンチ」も、かっこいいんだけどなんだかもうなんだかもう……で。
でも実際は、自分を含めほとんどの女性が関口さとみ的だと、もう少し大人になるとわかるのです。
そしてほとんどの男性がカンチ的であることも。
私はまだ高校生でその辺はよくわからずに観ていたのですが、ドンピシャ世代の方はどんな目で観ておられたのだろうと少し興味が湧きます。
数年前にドラマがリメイクされたようですが、あの印象を変えたくなくて観ませんでした。私にとっての「東京ラブストーリー」は、あのまま置いておきたいです。
携帯電話もなかった時代の恋愛ドラマ。(携帯電話はあったようです。でっかいの。会社の偉いさんとかは持っていたのかな。まだ今のようにみんなが持っている物ではなかったようです)
一人暮らしをして仕事をしながら恋をして傷ついたり傷つけたり。
高校生の私にはドキドキの世界でした。
そして、ドラマの赤名リカに憧れてピアスを開ける子が続出。
私の周りでもみ〜んなそのころにピアスを開けていました。
校則では禁止されていたのかな?
よく覚えていませんが、ビビリの私はちゃんと病院で開けてもらって、毎日せっせと消毒していました。
いろんなピアスを少しずつ増やして。
ドキドキしたあの気持ちが懐かしいです。
今はもうピアスの穴は塞いでしまいました。
高校生のころ、初めて口紅やファンデーションを塗ったり、ピアスの穴を開けたり。
ドキドキしながら背伸びしていたなぁ……。
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熱は一晩で下がりました。ご心配をくださりありがとうございます。
喉と耳に少し痛みがあって、体がだるいのですが…。風邪気味でしょうか。
あっという間に肌寒くなって、空気が乾燥して秋どころか冬の気配ですもんね…。
みなさまどうぞご自愛ください。