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JRで途中下車するならICではなく紙の切符で【旅02_03】

横浜から京都へ、山梨に寄り道して帰る今回の旅行。
気が向いたところで下車や滞在したり、途中でしんどくなったら特急に乗ったり、そんなことがしたくて切符を買うときの話。


「乗車券」と「特急券」

新幹線に乗るとき「なんか切符が2枚あるなぁ」と思っていました。
鉄道系YouTubeを色々見てやっと意味がわかってきたのですが、「移動するための券と、特急に乗ったり指定席に座る券は別物」ということみたいです。

新大阪から東京まで新幹線の場合、「大阪市内から東京都区内へJRで移動する」乗車券と、「のぞみ●●号の指定席xxの券」を使うための指定席特急券と、2階建ての切符になっているんですね。

なので、例えば天王寺からJRに乗って上野まで行くとき、
・天王寺で乗車券1枚を改札機に入れる
・新大阪駅の新幹線乗換口で乗車券+新幹線指定席券の2枚を改札に入れる
・東京駅の在来線乗り換え口で新幹線の券が回収されて乗車券のみ出てくる
・上野駅で残った乗車券も回収されておしまい
という流れになるんですね。やっとなんとなく理解。

日本旅行さんのHPがわかりやすかったです。(リンク

乗車券の「有効期間」と「途中下車」

例えば新幹線の指定席券は「●月●日ののぞみ●●号」のように使えるタイミングがピンポイントで、それ以外に勝手に変更したりもできません。

いっぽうの乗車券。長距離であれば「●月●日から▲月▲日まで使えますよ」「途中駅で改札を出てもいいですよ」という有効期間と途中下車の制度があります。

乗車券の有効期間(リンク
途中下車(リンク

乗車券の「経由」

今回は宿泊地の川崎駅から京都市内へ行く乗車券を買いますが、下図のオレンジ色のルートを通るので少し遠回りになります。
単純に<川崎→京都>の切符を買ってしまうと、ちょっとまずそう。

川崎→甲府→富士→京都

「えきねっと」でもたぶん買えたんですが、初心者で心配だったのでみどりの窓口で相談しながら買いました。
お手数をおかけして申し訳ない…

今回購入した切符はこちら

じゃん。

紙の切符、いいですね

・有効期間は4日間もある。もっとゆっくり旅したいなぁ。

・「横浜市内→」とあるので、川崎駅から乗ってすぐ近くで下車してしまうと、自動改札に券が吸い込まれてしまう非常に悲しいことになるはず。

・経由は駅名ではなくて路線名で書かれるんですね。

・9/29(日)は、みどりの窓口が開くよりも全然早く出発予定でした。
乗車券は前もって購入できますし、またどの駅でも買えます。
なので、9/28(土)の空き時間に横浜の関内駅で買っておきました。
なんという段取り。

・ちなみに料金ですが、結局今回は以下の通り途中下車しました。
 それぞれの区間で毎回精算していたとすると、、、
  川崎→勝沼ぶどう郷:1,980円
  ぶどう郷→山梨市 :   200円
  山梨市→甲府   :   240円
  甲府→身延    :   860円
  身延→富士宮   :   680円
  富士宮→静岡   :   860円
  静岡→京都    :5,720円
  ---------------------------------
    計       :10,540円

まあ、1,000円ぐらい節約できた感じですね。
ただ「気になったらいつでも降りていいぜ!」という自由な感覚みたいなものは結構ありました。
「降りたら運賃もったいないなぁ…」とか考えなくてよいのが自分的にはけっこう大きい。

「失敗したなぁ」と思ったこと

今回は乗車券をみどりの窓口で定価で買いました。
いちおうクレカで精算したのでその分のポイントは付いたと思うのですが、

・「えきねっと」で購入したらたぶんポイントついた
・「Viewカード」で購入したらたぶんポイントついた
・JR東日本の株主優待券を使えば4割引で買えた
・JREバンクの特典を使えば4割引きで買えた
・浜松や豊橋あたりで、お得な切符や料金体系があったらしい

といったあたり、まだ最適化の余地はあったのかもなと思っています。
とはいえ、今回はJR東日本・東海・西日本に跨った移動だったので株主優待とかの割引はあまり効かなかったみたいです。ε-(´∀`*)ホッ

とはいえ、長距離きっぷであれば割引額の影響も大きいので、こういったJRの割引サービスは受けられるようにいろいろ登録とかやっておこうと感じ、今まさにセコセコと環境整備をしています。


これで準備がいちおう整いました。
次回以降で、実際の旅程と気になったこと・スケジュール立てるうえでの気付きなどを書いていきたいと思います。


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