勝沼ぶどう丘を朝に最速で攻めるタイムスケジュール【旅02_04】
横浜から京都へ、山梨に寄り道して帰る今回の旅行。
お酒好きとしては山梨のワイナリーは外せない。かといって後ろの行程もあるし予算も抑えたい。
タイトルのとおり、いちばん朝早い時間帯に超絶効率的にワインを楽しむためのタイムスケジュールを書き留めたいと思います。
達成したいこと:山梨ワインとぶどう
山梨のぶどうを食べたい
ワイナリーで地産のワインを楽しみたい。
前提・制約条件:朝に少ししか時間がない
出発は川崎駅。JRの中央線で移動する。
特急使わない縛りとかではないが、交通費はできるだけ浮かせたい。
このあと「ほったらかし温泉」に行きたい。
調べたところ山梨市駅を10:30に出発するバスに乗る必要がありそう。
∴ 9:48に勝沼ぶどう郷駅を出発する列車に乗らないといけない。
プラン検討:オープン同時テイスティング
鉄道駅からのアクセス・営業時間等を考慮すると、目的地は「勝沼 ぶどうの丘」一択。
最寄り駅は「勝沼ぶどう郷」駅。特急あずさ等も止まるが早起きしてノーマル列車で行ってみる。
駅からはタクシーになるらしいが1,000円程度しそう。徒歩でも20分ほどで行けるみたいなので徒歩で行く。
ここでは地下のワインカーヴで数百種類のワインを飲み放題という夢のようなアクティビティが存在する。
ただ、ワインカーヴでの飲み放題は9時スタート。
受付などでグタグタすることも加味すると最短でも1時間は必要で、次行程に間に合わない。ワインカーヴは9:00スタートだが、売店は8:30にオープンする。
この売店はワインの販売だけではなく、有料でいくつかのワインをテイスティングできるというメニューがある。これしかない。
【まとめ】導き出したタイムテーブル
自分で勝手に制約をつけてギリギリの旅程を導き出すプロセスが楽しい。
似たような旅を検討されている方の参考になるように、結論としてタイムテーブルだけまとめて記載しておきます。
05:39 川崎駅 発。
南武線で立川へ。立川で中央線に乗り換え。途中高尾で乗り継ぎ。08:08 勝沼ぶどう郷駅 着。徒歩でぶどうの丘へ。
08:30 ぶどうの丘へは少し前に到着。売店オープン。
即売店に行き、有料テイスティングを申し出る。09:10 テイスティング終了。
ワインカーヴなどを楽しみに来た来園客とすれ違うように退園。09:20 徒歩で駅に向かうと道中にいくつかぶどう園があり、ぶどうの販売も行っている。
09:30 勝沼ぶどう郷駅のすぐ近くには、旧線路・旧駅舎を活用したちょっとした公園があるので、そこで列車や景色を見ながら購入したぶどうを食べられる。
09:48 勝沼ぶどう郷駅 発。
【結果】朝駆けには朝駆けにしかない魅力があった
列車には座れる。始発かつ早朝なので。
猿橋などで途中下車して観光したければ特急利用などを要検討。勝沼で駅からぶどう園までの道のりは、山裾のぶどう畑の中を歩いていく感じが新鮮。観光農園ではないリアルなぶどう畑を見れるので、バスやタクシーを使える人も歩いてみるのをおすすめ。
テイスティング、数えていないけれど20種類は対象のワインがあった。
選択肢の数としては十分なんじゃないかと。
ただし1種類あたり少ないものだと15mlとか。大さじ1杯。
これだけでも味は十分に分かる。酔えないけどワイン体験はできる。売店横テラスで、勝沼の街やぶどう畑、遠くの甲府盆地や山々を見ながら早朝から引っ掛けるワインは控えめに言って最高。
ワインカーヴが始まる前なので入場客もまだまだ少なく、ゆったりと風を感じながら優雅な気持ちでワインを飲めた。
【補足】ワインが主目的な方はもっとゆっくり過ごそう
この行程でも個人的には十分満足。
ただ、「飲み放題で元を取ってやるぜ」とか「ワイナリー見学してワインが作られる過程について理解を深めたい」「ぶどう狩りもしたい」という方であれば、半日ぐらいはこのエリアを楽しむ時間を確保されるとよいのではと思いました。
でも逆に1日過ごすのはちょっと持て余すかなというのが本音。道中で出会った人と少し話したのですが、ぶどう園に併設の温泉・ホテルがめちゃくちゃいいらしい。
温泉地のような混雑もなく、景色もよくごはんも美味しいとのこと。
午後から勝沼に繰り出し、ワインでベロベロになり、もう移動もしたくないよ、風呂入って寝たいよ、という方には良いプランかもしれない。