記憶に残る言葉は感情を動かしている
中学3年生のとき、国語の先生から卒業にあたっての一言メッセージを書いてもらった。
誰のマネもすんな。君は君でいい。
生きるためのレシピなんてない。ないさ。
Mr.Childrenの「終わりなき旅」から引用された言葉と一言メッセージを加えて、僕の卒業文集に書き込んでくれた。
このメッセージを貰ってからMr.Childrenをよく聴くようになった。大学生になってからは友人とライブにもいった。
社会人になっても、このメッセージを貰ったときのことを思い出せるのは、自分の感情の動きと紐づいているからなんだろう。
人がその人らしく生きていく、そういう言葉に惹かれる傾向があることは何となく感じていた。
最近本の中身も見ずにタイトルに惹かれて購入した「君の物語が君らしく」も少し似ているかもしれない。
多分こうやって何故か鮮明に記憶している事とか惹かれる言葉って僕の人生にとってのテーマなんだと思う。
直感は大切という事をよく見聞きするけれども、僕の直感が何に惹かれるのかは、何故か覚えていることを辿ってみるのもいいんだろう。
何かの選択に迷ったときに立ち帰って参考にできるものかもしれない。