歯列矯正治療は何歳から始めるのがベストですか？
歯列矯正治療は個人差が大きく、年齢によって治療期間や治療方法が異なる場合があります。歯科医師に相談して、最適な治療方法を見つけることが大切ですが、一般的に最適な年齢と言われているのは12歳から16歳の間です。これは、この年齢ではほとんどの子供がすべての永久歯を持ち、顎の骨がまだ成長し発達しているためです。これにより、歯列矯正装置が歯を正しい位置に動かしやすくなるからです。
ただし、永久歯が生えそろう前の7歳から10歳の間にお勧めする場合もあります。たとえば、歯列矯正は、重度の叢生や歯並びのずれがある場合、歯が曲がっていたり、混雑していたり、歯の間に隙間があったりする場合です。
幼少期から歯科矯正を始めるメリット
歯を抜かずに顎の成長に合わせた矯正が可能幼少期から矯正を始めることで、顎の成長に合わせた矯正が可能になります。
顎の骨のバランスを整えやすい
幼少期から矯正を始めることで、顎の骨のバランスを整えやすくなります。
口の機能の発達を高められる:
幼少期から矯正を始めることで、口の機能の発達を高めることができます。
早くから虫歯や歯周病予防の知識が身につく:
矯正治療期間中は定期的に歯科医院へ通わなくてはいけません。歯科医院では治療の進捗状況の確認だけでなく、虫歯・歯周病にならないようにケアも同時に行われます。そのため、自然と虫歯・歯周病に対する予防の知識が身につきます。
加えて、幼少期から始めると費用が安く済むことが多いです。歯列矯正をするなら、幼少期から行うことはとてもメリットを大きいですね。
幼少期に歯列矯正を行う際の歯科医院の選び方
小児矯正治療の経験
小児矯正の症例数や実績をしっかり確認しましょう。矯正治療をメインに行っている歯科医院でも、大人の矯正治療をメインに行い、小児矯正はあまり行っていない可能性もあります。小児矯正の症例数が豊富であれば、歯科医師、歯科衛生士はお子さんの対応に慣れています。お子さんの気持ちを考え、お子さんと上手にコミュニケーションを取りながら治療を進めてくれる歯科医師が理想です。歯列矯正治療の期間は長いので、先生との相性も重要です。合わない先生とともに治療に向き合うのはとても苦痛ですよ。ネットの口コミだけに頼らずに、まわりで実際に治療した方に聞いたり、遠慮せずに先生に直接聞いてみるのもいいと思います。
メリットとデメリットの説明
お子さんの将来の健康のためにも、歯並びを整えて噛み合わせを正常にする事は、とても有益です。歯並びや口腔機能の改善など矯正治療のメリットは大きいのですが、その一方で矯正装置の見た目や痛み、違和感から生じるストレスといったデメリットも存在します。メリットだけでなくデメリットも丁寧に説明してくれる事や、お子さんにも分かるレベル感で治療内容を説明してくれる事、感じた疑問や不安に対して納得のいく説明をしてくれる事なども歯科医院選びのポイントです。
また、矯正治療は基本的には公的健康保険が適用されない自費（自由）診療です。そのため、治療費の高さにも注意が必要です。後々のトラブルを避けるためにも、治療にかかる全ての費用を明示しているかも事前にチェックしてください。ちなみに乳歯の抜歯は保険適応です。
設備・機器
治療計画は顎の骨の成長・発育を熟知した上で精密検査を行います。お子さんにとって最も効果的な矯正装置を選択するためには正確な検査結果が不可欠です。検査不足が原因で診断ミスや矯正治療の失敗にも繋がるため、事前の検査は正確に行わなければなりません。そのためには、矯正治療に必要な設備や機械が揃っていることが重要です。
基本的な検査内容としては以下の通りです。
・顔・口の中の写真撮影
・石こう模型による診査
・パノラマX線写真（お口全体のレントゲン）の撮影
・その他（身体の成長状態のチェック、顎関節の動き、お口周りの筋機能の検査、噛み合わせの検査など）
歯科医院によって設置されている機械や検査内容は異なります。
検査は多岐にわたるため使用する機械も多くなります。どの機械を使用して、どのような検査を行うのか分かりにくいと思いますので、歯科医師やスタッフに確認し、ビジネス優先の治療方針になっていないかをよく見極める必要があります。
▼歯列矯正治療の種類についてはコチラをご覧ください
https://note.com/omp_dental/n/n3cb00952bde9
通院しやすさ:
通院しやすい場所にある歯科医院を選ぶことが望ましいです。場所も大事ですが、診察時間も曜日も大事です。平日は習い事が多くてとか、両親ともに仕事で平日の付き添いが難しいといった場合でも、土日営業している医院は安心ですね。
▼当院は西梅田駅、JR北新地駅からすぐの立地です
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