歯並びを整えることで、見た目だけでなく、生活面や健康面においてもさまざまなメリットがあります。一般的に綺麗な歯並びの基準とされているのは、下記のように言われています。 ・歯列が左右対称か ・歯と歯が重ならず綺麗に並んでいるか ・理想的なEラインになっているか 順に解説していきます。 歯列を左右対称に整えるには 左右対称とは、中心線を挟んで左右の歯が鏡像のように同じ位置、形状、傾きをしている状態を指します。中心の前歯から奥歯に至るまで、噛み合わせも左右で均等になっている
歯列矯正治療は個人差が大きく、年齢によって治療期間や治療方法が異なる場合があります。歯科医師に相談して、最適な治療方法を見つけることが大切ですが、一般的に最適な年齢と言われているのは12歳から16歳の間です。これは、この年齢ではほとんどの子供がすべての永久歯を持ち、顎の骨がまだ成長し発達しているためです。これにより、歯列矯正装置が歯を正しい位置に動かしやすくなるからです。 ただし、永久歯が生えそろう前の7歳から10歳の間にお勧めする場合もあります。たとえば、歯列矯正は、重度の
外出時は常時マスクといったシーンも少なくなってきましたが、マスクで隠れて目立たなくなっていたお口の周りが気になる方も多いのではないでしょうか？ 歯並びや口臭とともに、歯の黄ばみを気にされておられる方は多いと思います。白い歯は清潔感があり与える印象も良くなります。常日頃からケアをしていればある程度の歯の白さは保つことができますが、今、黄ばんでしまって困っているという方には、ホワイトニングも選択肢の一つです。今回はホワイトニングについて書いてみようと思います。 ホワイトニングと
歯はできるだけ残すことが大切ですが、奥歯のうち一番奥にある歯で、第3大臼歯とも呼ばれる「親知らず」の抜歯は必然性があり、できるだけ早期に抜歯した方が患者さんのメリットになる場合があります。本記事では、親知らずを抜歯する抜歯をするタイミングとメリットについてご紹介します。 親知らずの抜歯のベストタイミングは 親知らずの抜歯は、痛みが出てから行うこともありますが、痛みが出る前に抜歯することをお勧めしています。親知らずは、他の歯と比べて位置が奥で清掃しにくいため、虫歯や歯周病に
もし、歯が欠けてしまったり、抜けてしまったりした際、失った歯を置き換えるための代表的な治療法として、ブリッジ、入れ歯、インプラントがありますが、それぞれのメリットとデメリットが存在しますのでご紹介していきます。 ブリッジについて ブリッジは、欠けた歯の周囲の歯に支持点を作り、その上に人工歯を取り付ける治療法です。ブリッジ治療は、入れ歯のように取り外す必要がなく、使う素材によっては保険適応内で治療を行うことができます。しかしながら、歯を削り、支える歯に負担がかかるため、長期
はじめに 歯並びを整えるための代表的な方法として、ブラケット矯正（ワイヤー矯正）とマウスピース矯正の２つがございます。ブラケット（ワイヤー）矯正とマウスピース矯正は、それぞれに効果的な矯正方法ですが、どちらが効果的かは、個人の歯列不正の状態や目的によって異なります。 治療を検討していく前に、まず前提として知っておいて欲しいことがあります。歯列矯正は白人（コーカソイド）向けに開発された治療方法となります。白人と私たち黄色人（モンゴロイド）とでは、骨格や歯の形状（厚み・形状
