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はじめて買ったCD
ぶっちゃけアタシが子供の頃はまだレコードやテープで。
CDをはじめて購入したのは中学1年生の時だった。
それまでは誰かのテープをダビングしてもらってたしね。
ラジカセでラジオを録音したりさ笑。
当時はまだレンタルCDなんかもあったから借りてテープに録音。
そんなことばっかやってて、購入は特別なものだけだったんだ。
アタシがはじめて買ったCD。
それはアルバムで
1234/大江 千里
作品は1988年のもの。
当時はかなりハマってた大江千里。
今はもう、知ってる人も少ないのかな。
大江千里って、かなり凄い人をコーラスに入れたりする。
このアルバムでは、デーモン小暮閣下や渡辺美里さんが参加。
渡辺美里さんとは交流が深く、お互いにコーラスや楽曲提供もしてるね。
この4曲目に入ってるRainは、聞いたことあるんじゃない?
後に『言の葉の庭』で、秦基博さんがカバーしてるから。
仕上がりはかなり違うものになってて、アタシは大江千里の方が好き。
このアルバムは、1曲目からガッツリ心掴まれた感じ。
1曲目はGLORY DAYSという曲なんだけど。
もう歌詞そのもので、大江千里と出会えてよかったって心から思った。
6曲目のサヴォタージュは、あきらめない想いを代弁してもらった。
今は上手くいかない気がしても、いつか夢に手が届くと信じる心。
当時のアタシは全然ガキだったけど、すんごく心に響いたんだよ。
大江千里って、とにかく詩人。
そんな表現するんだ、って感心するほど。
内容としては全然遠いものじゃなくてさ。
とっても身近なことばかりなんだよね。
都会で頑張ってる人の心の声を代弁した感じ。
どれもこれも胸に刺さって、彼の声も耳触りがとても良い。
音楽もスッと馴染むもので、嫌いって人はほとんどいなかったのでは。
当時はTOKYO FMで大江千里のStation Kidsっていうラジオもやっててさ。
中学生ながらにしっかりリスナーになってたな。
はじめて買ったCDの紹介をするつもりだったのに。
なぜか大江千里へのリスペクトになってしまった。
その後ビジュアル系バンドにどハマりしたし。
洋楽ロックにもどハマりして、One Directionに落ち着いて。
当時購入したCDたちは、もうほとんど手元にない。
だけど大江千里は今でもアタシの青春ど真ん中にいるんだ。
1234/大江 千里
ひとまずサラッとでも聴いてみて欲しい。
何かひとつでも心に刺さってくれることを願って。