学びの大切さを実感

ぼくはパソコンに関してのメンタルブロックはほとんど無い。それは当然だ。父の影響で、懐かしのWindows95が出る前からパソコンに親しんできた。当時は出来ることもそんなにないので、ゲームや簡単なプログラミングを楽しんでいた。

その後はプログラマーへの道を進んだわけではないが、(今考えると続けておけばよかったが・・・)1ユーザーとしては人並み以上にパソコンを使いこなしている。(つもりである)音楽を始めてからもちょうどDTMと言う言葉が使われる様になった時期でもあったので、早い段階からProTools等を導入していた。

どんなアプリケーションもすぐ使いこなせる様になる

ぼくは常々そう思っていた。確かにたまにわからないことを検索して解決する事はあるが、ほとんど体系立てて学んだ事はない。なんとなくポチポチやってれば方法は見つかるものなのだ。仕事で使用してる音楽のソフトなんかも、学校で学んだ訳でもないし、ましてやマニュアルなんかほとんど開いた事もない。

ぼくはパソコンに慣れているからそんな必要はない

そんな奢り昂ったことを考えていたのである。しかし良く考えてみると、アプリケーションと言うものは、元々手間のかかっていた「ある作業」を効率よく、簡単に行える様にしたものだ。表面的に使用するのであれば誰でも簡単に使用できる様に設計するのが当然だ。つまりぼくは使用ソフトの上澄しか使用してこなかったのではないか・・・そう思わせる事態が起こった。

動画編集ソフト・・・操作がわからない・・・

初めての撮影を終えて、動画をiPhoneからMacにAirDrop(本当に便利)にて送り、意気揚々とAdobePremiereProを立ち上げた。すると、わからない・・・。最初の設定から全くわからない。そこは検索で解決したのだが、動画に関しての知識がほぼ無いので当然ではあるが、それ以降も何かやろうとする度にわからないことだらけで、全然先に進まない。

しかし今思うと、これはぼくにとって「幸い」であった

あまりにもわからなすぎて、初めてアプリケーションの「解説本」なるものを購入してみたのだった。本を見ると、初期設定、一つ一つのアイコンの説明から、ショートカット、用語解説、裏技まで、丁寧に解説してあった。それを片手に作業をしてみると進む進む。今までのつっかえが嘘の様にサクサクと編集を進めることができた。

勉強って大切なんだな。。。

今までなんとなく使っていた音楽のソフト等もきっともっと奥が深いんだろう。改めて本を買って学んでみよう。そう思わせてくれる出来事であった。

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