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#56 精神保健福祉士の私が語る〜話すは、「放す」こと〜


こんばんは!

今日は、わたしが好きな言葉。
話すは、放すことについてのお話です。

仕事柄、日々たくさんの相談を受けます。
相談という名のグチなこともあります。

医療が必要な時、
制度のサポートが必要な時には、

提案やアドバイスをしますが…

相談の場合は、
自分の気持ちが整理されること、自分の内に答えを見つけられることを第一にします。

せっかちで、短絡的なわたしの性格上。
ついつい、「こうしたらいい」とか、「ああしたらいい」と、言いたくなってしまうので…

聞く時間を頭の中で設定します。
(ここ、ポイント!)

設定した時間内は、うんうんで対応。

話すことをしながら、ご本人のもやもやしている感情が放たれ…整理がつくのをうながすのです。

たいがいの場合、
相手が本当に必要にしていることは、アドバイスではなく、考えるための材料なんですよね。


ぐちゃぐちゃな思いを言葉にのせて…手放す。

これ、大事です。

精神保健福祉士の中には、完璧な答えや、適切なアドバイスをすることが仕事じゃないかと…自ら振り回されてしまったりですが…

答えは、あなたが持ってるのよー!
と、私たちは、にやにや見守っているのが仕事だよ。と、出会えた仲間には、伝えています。

では、また明日!

B Y.スグロ