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やりたいことは、実験の連続で探るもの。自分らしいキャリアを築く方法!

「私って、何がしたいんだろう?」
「私の本当にやりたいこと!一体どこ?」

そんな疑問が頭の中をぐるぐる回り、自己否定のアリ地獄に沈んでいくような気分になっていませんか?

大学の友人に「やりたいことを探してる」とは言いつつも、実は何をしていいかわからず、結局YouTubeで猫の動画を漁る自分がいたり…。

「もっと力がついてから…」と言い訳しつつ、資格を探したり、やたら難しそうな本を買ったり…。でも、その本はおそらく積み上げた本のタワーの低層階に位置していることでしょう。

1人でいる時、特に深夜になかなか寝付けない時、ふと思いますよね。

「このままでいいのかな…」
今日でそんな悩みには終止符を打ちましょう!

今回は、あなたが最高のキャリアを築くための「実験型キャリア作り」という耳慣れない戦略をお伝えします。

今日から素敵な社会人生活へと向かう第一歩を踏み出しましょう!


<理想を探すか、築くか>

とっておきの作戦をお伝えする前に、確認しておきたいことがあります。

あなたは、
やりたいことや理想の仕事を探していますか?
それとも築こうとしていますか?

これは別に「就職しますか?それとも起業しますか?」という意味ではありません。

面白ベースとしては、公務員でも会社員でも後者の視点でキャリアを考えることが理想のキャリアにつながっていくと考えています。

なぜかというと、残念ながら面白い楽しい仕事や人生はどこかに転がっているわけでもありませんし、誰かが与えてくれるものではないからです。

あなたにぴったりの仕事を、誰かが勝手に心を読んで与えてくれるなんてことはほぼあり得ません。会社も社会も、注文すれば好みのものが出てくる専属料理人ではないのです。

理想のキャリアは、どこかにいる完璧にあなた好みの味を作る料理人に出会うことで叶うのではありません。

むしろ、素材が雑多に詰められた冷蔵庫があって、そこから自分好みのスタイルで自分が望む料理を作るようなものなのです。

<キャリアを料理に喩える>

料理は初めてでは上手に作れませんよね?

僕なんて一人暮らしで何百回も料理をしているはずですが、まだ自分の作る料理より人が作るものの方が美味しく感じているくらいです。

仮に、一度もキッチンに立ったことがない人を考えてみてください。

その人がたとえいい素材やレシピを入手していても、うまく調理できるかはかなり怪しいと思いませんか。

コンロにどう火をつけるかとか、食材は洗うのかとか、そんな無数の手順までいちいち書かれたレシピはそうありません。長くなりすぎて見るのが嫌になるでしょう。

でも、学生から社会人になる時ってまさにこんな感じです。

最初は料理ができる人がそばにつくにしても、結局自分で手を動かしてやってみるしか上達はしませんよね。

「ある程度どんな食材が冷蔵庫にあってもそれなりに食えるものを作る」といった主夫・主婦的な域に達するには、ある程度の試行錯誤が必要です。

これをキャリアの話に置き換えれば、主夫・主婦的な域とは、どこへ行ってもある程度成果を出せる自分らしい武器を持っている状態にあたります。

作っては試しを何百回と繰り返し、だんだんと手を抜くところは抜くのを覚えたりしつつ・・のプロセスが大事なのです。

付け加えれば、そこで大事なのは毎日全国の主婦・主夫がやるように、気張りすぎず、まずちゃちゃっと手持ちのものでそれなりの形にして、他人に食べさせることを基本とするある種の適当な姿勢なのですが…

これはいずれ別の記事でお話ししましょう。

<実験型のキャリア設計3ステップ>

お待たせしました!

それでは、理想のキャリアが料理を作るようなものだと分かったところで、さっそく面白ベースが提案する実験型のキャリア作りの3ステップを解説したいと思います!

①仮説を立てる:まずはサクッと自分を知る

まずは、対話を通じて「独自欲求」「価値観」「理想の未来」の仮説を立てます。就活の言葉で言えば、自己分析のフェーズですね。

このnoteを運用する面白ベースでは、中学生〜70代経営者までの言語化をサポートしてきた言語化パートナーが1対1でサポートしてくれるので、自分の中にあるものをしっかり言葉にすることができます。

もう少し詳しくいうと、以下3つの仮説が立てられたら次のチャレンジに向かう感じです。

  • 過去から通底する独自の欲求を、しっくりくる言葉で言語化

  • 大事にしたいこと(価値観)を洗い出し、中心に置いている価値観を明確化する

  • 独自の欲求と価値観の重なる理想の未来を共に描く

自分にとっての北極星を見つけるようなイメージです!
ただ、このフェーズはけっこうサクッとやります。

小さくコンスタントに仮説を試してみること(料理を始めること)に一番時間をかけた方がいいからです。

とある会員さんの例

②挑戦してみる:一歩踏み出す勇気

次に、実際にやってみる実験の段階です。

とりあえず手持ちの材料をベースに、気軽に、調理器具はちょっと借りたりもしながらとにかく料理を作ってみるという段階ですね。

上手に失敗しながら、未来につながる知見を集めるフェーズとも言えます。

歩き方や自転車の乗り方を覚えるときと同じで、座学ではなく、小さい本番をして小さく失敗することが大事です。

そのために何をするか。
①でできた仮説に沿った短期ゴールを設定します。

達成できたら超嬉しいんだけど、どうやれば上手くいくのか、ぜんぜん見えないし、実際やると考えると少し緊張する。

そんなレベル感の短期ゴールを一緒に設定し、達成に向けてスタッフが伴走します。最初は小さなチャレンジから始めるので、ハードルも低め。

また、目標を達成できたかより「チャレンジしようとした」or「チャレンジした」ことで得た気づきを重視するので、どう転んでも儲けものです。

ちなみに、面白ベースなら学生100人をヒアリング・分析し作成した10の時期に合わせて関わるので、そこも安心材料の一つかと思います。

ロードマップ全体像の一部をイラスト化した図

③振り返りをする:実験の結果を見直す

最後に、チャレンジの後の振り返りと軌道修正です。

地味ですが、振り返りの質がまっすぐに理想に向かっていけるかを左右してきます。

これができていないで陥るありがちな状態は、「なんかあれこれチャレンジしてきたけど、『具体的に何が得られたの?』と聞かれるとしっかり説明できない」です。

仮説を検証して、やっぱりやりたいことと違っていたなという場合には新たな仮説を立てて、軌道修正!

仮説を立て、動いて見えた景色から、学びを引き出し、さらに実現したいことに近づいていく。

これが実験型キャリアのサイクルです。

ちなみに、気になる方のために、3ステップの重要度をあえて決めるなら、②→③→①の順になると思います。

<実験をさせてもらえないのがリスク>

以上が実験型キャリアづくりの方針です。
ここまでの話で将来への不安は少し減りましたか?

蛇足にはなりますが、筆者(クダカ)の個人的な意見をお伝えしますと、従来の就活はとてもリスキーで博打的にすら思えています。

なぜかは、ここまで読んだ方にはお分かりだと思います。

大量の質問に答えたり、講座を受けたりするよくある就活は、料理本を読むのと料理経験者の話を聞く"だけ”の料理教室みたいなものです。

それでは料理を作れるようにはならない。コンスタントに食えるクオリティの料理を出すこともできるようにはなりません。

もちろん、テキストも経験者も大事です。ただ、料理本を片手に何回も作ってみること、何回も作ってみて出てきた疑問を料理人にぶつけてみることをやる方が学びが早いし、実践として使えるものになる。

それくらい学生として成果を出すのと社会人として成果を出すことはゲームが違います。

小学生から16年ほど続けてきたルールがいきなり変わるのに、「仕事し始めてから慣れろ」なんてことを言われるのが就活です。

あまりに危なっかしい!

なので、別のやり方を提案し、しっかり伝えるために身銭を切って大学前のビルを借りて常駐することにしました。

<面白がる心で実験しよう!>

閑話休題。最後に。

実験型のキャリアづくりのコアにあるのは、みなさんの「面白がる心(遊び心)」です。

小さい頃は、正解がなくても、報酬がなくても、好奇心全開で没頭していた遊びが誰にでもあるはずです。

その面白がる感覚で、実験的にやってみて、小さい失敗を重ね、軌道修正するプロセスを繰り返す。

その過程で自分自身を深く理解し、あなたらしいキャリアを築いていくことができます!

面白ベースは、そのプロセスを伴走支援します!

ここまで読んでたしかに筋が通っていると思われた方!ぜひ面白ベースに足を運んでみてください。InstagramでDMをお待ちしています。

画像をタップすると面白ベースのInstagramに飛びます。


執筆:久高諒也
ヘッダー画像:尾崎葉菜


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