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富大生3人、小さな町に20万人が殺到する祭りをIoTの力でアップグレードしたい!
3日間で20万人以上が訪れると言われる富山県のおわら祭り。
実は、さまざまな課題を抱えています。それらを解決できれば、来場者はより祭りを楽しみ、踊り手や出店者の方も誤った予測に振り回されず動ける。
つまり、おわら祭りは作る人も訪れる人も、より満喫するポテンシャルを秘めていると感じました。
そこで!2024年8月、私たち面白ベースの富山大学生を中心としたチーム「おわら満喫応援隊」が発足し、「OMOWARAプロジェクト」を立ち上げることに!
しかし!おわらは9/1~9/3の3日間。
祭りスタートまでは、わずか1ヶ月でした。
この記事は、3人の大学生メンバーが主役となり、情熱的ながんばりを見せることでなんとか成立させきった実証実験のお話です。
お読みいただき、応援したいと思った方にはステッカーのご購入で応援いただきたいです。
来年再来年とプロジェクトを継続し、より充実した内容で来場者の方の満喫をサポートしていくには、みなさまからの応援が必要なのです!
というわけで、僕らの活動を紹介します。
<ITを使った課題解決に挑みたい!>
本プロジェクトは、面白ベースに所属の3人の学生会員がチームとなり発足しました。中心となったのは、工学部4年の後藤はるとくん。
そこに医学部看護学科の福田ななみちゃん、経済学部の久高(筆者)が加わりました。
「ITを使って課題解決に挑みたい」という後藤くんの想いがプロジェクト始動の起点となりました。
この3人の学生チームに、元ソフトバンクビッグデータ戦略室課長の丸山修平さん(まるさん)や生まれも育ちも八尾の経営者 木村宏さんなどの献身的なご助力があって、想いは実現にこぎつけます。
プロジェクトの詳細は、新聞記者の方がきれいにまとめてくださっているので、こちらの記事をご覧ください。ウェブ記事で見たい方はこちら。
![](https://assets.st-note.com/img/1725241708538-Rw5xsPIpr3.jpg?width=1200)
<取り組んだこと>
今回の実証実験を成立させるため、裏側で僕らが取り組んできたことを一部紹介します!
丸山さんの助言をいただきながら、以下の画像のようなWBS(作業分解構造図)を作って、担当者と期限を決め、一つずつ課題を乗り越えながら進めてきました。この画像でやることの半分くらいです。
![](https://assets.st-note.com/img/1725242504504-BBvX31uK9x.png?width=1200)
大きなプロジェクトってこうやって進めるんだなーと学生チーム一同学ばせてもらいながら計画を形にしていきました。
意外と大変だったのは、ビーコン(センサー)関連のことです。次々課題が見つかり、どうやって対処しようかと頭を使いました。
<現地プロモーション部隊の活躍>
今回の実証実験の肝は、来場者に公式LINE「おわら満喫応援隊~混雑情報見てかれ」を登録してもらうことでした。
1人でも多くの方にご登録いただくため、延べ15人の学生を現地プロモーション部隊として協力いただきました!
![](https://assets.st-note.com/img/1725513095-a2hcvUYTLtCoqm5EkSdn9wQr.jpg?width=1200)
彼らの活躍のおかげで、3日間で1063名の方が公式LINEを登録してくれました。
公式LINEから開ける「見どころMAP」も7700回以上見られており、お役に立てたのかなという印象です。
Googleフォームのアンケートも100通以上ご回答いただけました。
<新聞掲載と来場者からの声が励みに>
1日目、2日目、3日目、それぞれの日の21:30に公式LINEにて、今回僕らが提供したサービスへの感想アンケートを取らせていただきました。
みなさんからいただいた感想が大変励みになりました!
100件以上良かった点や改善点をお伝えいただけて来年活かせるポイントもたくさん拾うことができました。
一部をご紹介します!
![](https://assets.st-note.com/img/1725513526-xaJMLUmI1Xu0hC7tbSwlgPi2.jpg?width=1200)
また、地元の新聞社2社に取り上げていただけました。
![](https://assets.st-note.com/img/1725245042596-MMMV7rMQpf.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1725245042633-0o23HIglYd.jpg?width=1200)
<次回に活かしたい反省点>
今回、僕ら学生チームにとっては、初めてのおわら祭りであり、初めてのツールを使った実証実験でもありました。
そのため想定できていなかったことも多く、おわらの3日間、祭りの現場で9時間くらいビラを撒きながらたくさんの気づきがありました。
たとえば、案内所の場所や年齢層・性別・時間帯などによって来場者の方が求められる情報が違うことは面白い発見でした。
また、来場者の方からいただいたGoogleフォームのアンケートでも、「踊っている場所をリアルタイムで知りたい」「出店の場所を知りたい」「定点でそれぞれの通りの映像とかがあればよかった」など多くの提案をいただいています。
こうした皆さまからの声で、サービスがより使いやすく、便利なものになっていくんだなと思います。
<コストを押さえて40万円。寄付のお願い>
今回の実証実験は、主役である僕ら学生チーム3名+社会人2名はボランティアで活動しています。
そして、プロモーション部隊(バイト)の子たちの人件費やビーコン購入、エンジニアの方への依頼、1万枚以上の配布ビラの印刷など、合計で40万円近い予算がかかりました。
そうです。大出血サービスなのでございます。
ですので、少しでもお役に立てたようであれば、このステッカーの購入で応援いただけるととてもとても助かります!
かかった諸費用に活用させていただきますので、ご検討お願いします!