「あ~あ」と思いながら切なくなる
今日からワーケーションに来ています
今回泊っているのは、
国立がん研究センターの中に立っている
ちょっと特殊なホテル?
とはいえ、一般のホテルなので
我々一般人も泊れる
(と言うか、知らないで予約したんだけどね)
長期療養の方や入院している家族の方が
多く泊まるのか、
お部屋はみんなバリアフリーで清潔で
使い勝手が良い
お部屋には電子レンジもついている
さらにラウンジもあって、ドリンクフリーで
24時間お仕事ができる電源付きの
環境があるのもGOOD!!
我々は3時にチェックインして
少しラウンジでお仕事をした
夜になって、
「今日はお昼ご飯を食べ過ぎたので、
夜ご飯はコンビニでいいか!」と、
1階にあるセブンイレブンに行った
おにぎりやサラダを持ってレジに並んだら、
私の前に並んでいるオジサンは
パジャマ姿で缶ビールを1本だけ持っている
「あれ?このおじさん、療養中なのかな?
ビール飲んでいいの???」
と思っていたら…
お会計でコンビニのお兄さん
そのオジサンに誓約書みたいなものに名前を
書かせていた
「すごっ!」
自己責任ってことかー!
そのオジサン、
療養間もないのか、
まだいろいろなことに慣れていないらしく
たぶんご家族から与えられたのであろうnanacoでの
支払い方法がわかってないみたいで
レジから聞こえる
「ここにnanacoを当ててください」の音声に焦って、
レジのディスプレイに表示されているnanacoの映像を
指で一生懸命触ってる (;^_^A
「いや、ピカピカしてるところに、
あなたのnanacoのカードを
当てればいいんですよー」
って教えた方が良いのかと迷っているうち
レジのお兄さんがサクッとやってあげてホッとした
買い物を終えて、友人と
「あのおじさん、療養中なのに
こっそりビール飲んでるんだよね
大丈夫なのかなー」
と言いながらエレベーターに乗ろうとしたら
そのオジサンが心細い顔で乗っていた…
このホテルのエレベーターは
乗り込んだらまず、
カードキーを所定の場所にタッチしないと
自分がおりる階のボタンがつかないタイプ
私の友人が
「ちょっとスミマセン」といって
オジサンの前でカードキーをパッと押して
私たちの降りる5階を押した
オジサンは
「えっ!今の何?!」という
顔をして驚いている
そこで、今度こそ
「まずここにご自分のカードをあててから
降りる階を押すんですよ」
と教えてあげた
「あ~、そうなんだ」と
ホッとするオジサン
しかし、そのオジサンが降りるのは3階だったので
時すでに遅し…で、4階になっていた
「遅かったね… (;^_^A 」
と小さい声で呟いて笑った
なんとも切なくてかわいい笑顔だった
オジサン頑張れー!! 元気になってね💛
と心の中でエールを送ったのであった
と、ここまで書いて
勝手にオジサンオジサンって言ってるけど
私の方が年上だったかもしれない…