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件名1「町長のワイン国際資格取得がもたらす地域振興について」



※令和6年余市町議会第3回定例会 一般質問の要約です。
詳細は会議録でご覧いただけます。

町長が世界で最も認知度の高いワイン資格「WSET」のLevel3を取得されたことで、ワイン産業の振興と地域発展が加速するのではと期待されています。以下お伺いします。
 

1、 ワイン産業を核にしたまちづくりの現状と課題


2、 余市町産のワインを世界に展開していくビジョンと取組について



  
町長:WSETは世界で最も権威のあるワイン資格です。
就任当初より、「ワインで一点突破」を掲げて取り組んできましたが、世界的レストランや国際会議で余市町産のワインが提供されるなど、余市町産のワインの知名度や価値が向上してきました。その効果を他の産業にも広げていきたいですし、今まで以上にトップセールスを行うなど、余市町産のワインを世界に売り込んでいきたいと考えています。
 
 

再質問「資格を取得されたことで、今まで以上に国際市場へのアプローチがしやすくなると思いますし、マーケティングの強化にもつながると思います。余市町産のワインを世界に展開することで、余市町産のワインはもちろん、余市町の農産物や水産物の消費を拡大させ、余市町全体の産業を活性化させることで町全体が豊かになる事が最終的な目標なのではと感じますが、町民がその効果を感じるまでには時間がかかるのではと思います。いつまでに、何をどの程度にするという具体的な目標がありましたらお伺いしたいです。」


 
町長:具体的にいつまでにという設定はありませんが、今までの取り組みの中でワインの知名度と価値が向上し、購買率が上がった事でワインの入手が困難になる等、具体的な結果として表れています。今後も機会があるごとに余市町産のワインを売り込み、裾野を広げていきたいと考えています。
 

再質問「余市町産のワインを世界に展開することは、余市町のみならず、北海道、日本のワインの認知度向上、ブランド価値向上にもつながる事だと思います。余市町民も、町外の方も、多くの人が町長の取り組みに期待している事をお伝えして、この質問は終わります。


【補足「WSET」のLevel3とは?】

ワインのプロ、熱心な愛好家を対象にした上級者向けの講座・試験です。
ワイン生産における主要な要素(場所、ブドウ栽培、醸造、熟成、瓶詰め)、そうした主要な要素が世界のスティル・ワインやスパークリング・ワイン、酒精強化ワインの個性にどう影響を与えているか、ワインのスタイルや品質を説明するために得た知識をどう活用するか、そしてテイスティング(SAT Level 3)を学びます。

最低30時間の講座受講が必要で、試験合格に必要な勉強時間数は最低84時間(講座時間数含む)とされます。※世界的な平均合格率は30%程度




件名2「余市町総合体育館の運営について」
 


町民の健全な心身の発達と体育・スポーツの普及振興を図るために設置された総合体育館ですが、時代や生活様式の変化に合わせた運営を求める町民の声が聞かれます。
 
以下、質問致します。

1、 大会開催などで利用者が多い日は、駐車場不足のために駐車場以外の場所に駐車している車を見かけます。子どもたちが安心して通行できる環境が求められていますが、駐車場不足に対する本町の対応についてお伺いします。


 
 
教育長:駐車場不足は認識しており、大会申込時には野球場や自由広場を駐車場として使える事をお伝えしています。
 
 
再質問「野球場を駐車場として利用する際の規定や条件をお伺いします。
 
 
教育長:規定はありませんが、野球場が空いている場合は使用できます。
 
 
再質問「大会開催時などは、町外からいらっしゃる方も多いですので、安全に車を駐車できる環境整備をお願いして、駐車場の質問は終わります。」
 
 

2、 2階更衣室ドアに、「2月6日に煙草の吸い殻が発見された為更衣室の使用を禁止する」と記載された張り紙が貼られおり、現在更衣室内には備品が収納されていますが、今後更衣室としての活用は検討されているのかお伺いします。


 
教育長:更衣室は喫煙が発見されてから、安全面を考慮し更衣室としては使用していません。今後は防災備蓄の保管庫とする予定です。
 
 
再質問「現在、利用者は1階のシャワー室で着替えをしているそうですが、1階のシャワー室も、喫煙が発生するリスクがあるのではと考えますが、見解をお伺いします。」
 
教育長:一階は受付から近く職員が常に対応できる状態のため、喫煙の被害を受ける事はなく、問題ないと考えています。
 
 
再質問「更衣室を使用できない理由は、喫煙の他に備品の収納場所がないことも理由なのではと感じ、更衣室の中に収納されている備品を確認したのですが、更衣室の中には防災用の寝袋などの防災用品、その他、扇風機や壊れた机などがありました。

2階の物置とアリーナの物置にこれらの備品を置くスペースがないのか確認したところ、物置には沢山の備品が収納されており、「使用禁止」の張り紙が貼られた机や卓球台と思われるものもがありました。
 
壊れた備品を廃棄する等、整理整頓する事で、更衣室に収納されている備品は本来の収納場所である物置に収納することが出来ますし、更衣室を再度使用することも可能になるのではと考えますが、壊れた机や使用禁止になっている備品の修理・又は廃棄の予定についてお伺いします。」
 
 
教育長:備品の修理・廃棄についての予定はありませんが、整理・整頓をして2階更衣室を「更衣室」としての利用と限らず、有効活用できないか考えていきたいです。
 
 
再質問「安全面を考えると、2階更衣室の再開は難しいようですが、2階更衣室の利用再開を求める声がある事をお伝えして、更衣室についての質問は終わります。」



 

3、 余市町総合体育館指定管理者業務仕様書の指定管理者と余市町の責任分担表には、小規模な修繕は指定管理者が行うと記載されていますが、雨漏りなどの修繕は余市町と指定管理者でどのように協議し、実施しているのかお伺いします。


 
教育長:3万円以下を小規模な修繕とし、それ以上の場合は指定管理者と町で協議して修繕しています。
 
 
 
再質問「3万円以下を小規模とするようですが、修繕の必要が発生した場合、3万円以上の修繕になるのかを判断する必要があると思いますが、どのように判断されているのかお伺いします。

 

教育長「修理事業者に見積もりを頂き確認しています。」


 
 
再質問「修繕の必要の発生から、修繕が終了するまでの平均的な期間をお伺いいたします。」
 
 
教育長:規模により異なるため、平均の期間を申し上げる事は出来ませんが、出来るだけ早く対応しています。
 
 
 
 
再質問「利用者が気持ちよく利用できるよう、速やかな修繕をお願いして修繕に関する質問は終わります。
 
 
 
 

4、 余市町総合体育館指定管理者業務仕様書に、冬期間の出入口の除排雪と非常口の確保は指定管理者が行う業務として記載がありますが、総合体育館の駐車場及び敷地内の通路の除雪はどのように対応されているのかお伺いします。


 
 
教育長:出入口の除排雪と非常口の確保は指定管理者が行い、駐車場及び敷地内の通路の除雪は町の建設課が行っています。
 
 
 
 
再質問「駐車場や敷地内を除雪する積雪の基準についてお伺いします。」
 
 
 
教育長:建設課の基準で行っています。(15センチ)
 
 
 
 
 
再質問「利用者が安全に利用できる除排雪をお願いして、除排雪についての質問は終わります。
 
 
 

5、 余市町総合体育館条例に利用料金が定められており、アリーナは2分の1、又は4分の1の使用も可能と記載されています。8分の1の利用を求める声もありますが、本町の姿勢と見解をお伺いします。


 
 
教育長:10名以上の団体は専用使用が可能ですが、現行で問題ないと考えています。
 
 
 
再質問「10名以上の団体様は専用使用が可能とのですが、例えば、3コート使用する場合はアリーナの2分の1、4コートを専用使用する事になると思います。3コート使用する団体が2つ重なった場合、未使用のコートが2つあるが、個人利用者は使うことが出来ない状態になると思います。8分の1の使用を可能にすることで、2つのコートが個人利用可能になると考えますが、見解をお伺いします。」

 
 
教育長:ご指摘のような状況になる可能性もありますが、安全を保つためには一定のスペースが必要であることから、現行で問題ないと考えています。

 
再質問「総合体育館の運営について質問させていただきましたが、利用者からは、「職員さんの対応がとても良い。」との声も聞いております。
今後も、町民に愛される総合体育館の運営をお願いいたします。」




 
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