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3世代同居家族の良い所と悪い所②

 我が家は、最近では少数派と思われる、3世代同居家族です。

 そこで、3世代同居家族のメリット、デメリットを挙げて、家族や人間関係の問題点を考えていこうと思いました。

 前回①の記事では、メリットについて書きました。

 今回は、デメリットについて考えたいと思います。

 デメリットと聞いて、すぐ思いつくのは、人間関係の悪化ではないでしょうか。

 仮に、女性に対して、「夫の親と同居しても良いか」と聞いたら、条件にもよりますが、高い割合で「ノー」という答えが返ってくると思われます。

 女性の結婚相手に求める条件として、「家付き、カー付き、〇〇〇抜き」という言葉を若い頃聞いたことがあります。

 戦前は勿論、戦後も私の母の世代くらいまでは、長男と結婚したら親と同居は当たり前という風潮があったと思います。

 私の母と祖母の関係を見てきたので少しは分かりますが、嫁、姑の関係は様々な悲劇を生んできたと思うし、同居なんて絶対無理と思う気持ちも分かります。

 戦後、男女平等がうたわれ、女性の権利意識の高まりとともに、核家族化が進んでいきました。

 それは、女性にとって良いことであったと思われます。

 以上のことは、私の様に夫が妻の家に入る逆バージョンでも同じと考えられます。

 夫婦というのは、互いに好きだから、または合意の上で結婚します。

 しかし、互いの親については、相手の付属物みたいなもので、やはり「他人」である。

 そんな気持ちが、抜けきれないという気がします。

 ①で書いたように3世代同居は、さまざまなメリットがあります。

 それにも関わらず、核家族化が進んだというのは、やはり人間関係は難しいということにつきると思います。

 私も、その課題に日々向き合っています。

 

 

 

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