あなたはフロッピー・ディスク(以下、FD)を使ったことがありますか?(もしかして、まだ使っている人はいますか?)若い人の中には見たこともないという人もいるかもしれませんね。
高校で情報科が始まったのは2003年、当時FDは現役で働いていました。私も情報科の授業で生徒たちに使わせました。
さて、一連の授業が終わった最後の時間、みんなでFDを分解しました。それを踏まえての試験問題です。
この問題ではまず、次の5つを書くことが絶対条件です。(設問にそう書いてあります)
部品につける適当な名称
その役割
データを読み書きする仕組み
挿入時と未挿入時の違い
FDドライブとの関係
次に、どこまで丁寧に書くのか?「ある程度はわかるけど、突き詰めるとよくわからない」ことをどこまで掘り下げるか?それについては「上の5ヶ条に少しは触れながら、あとは得意分野に絞って(書けることを)わかりやすく書く」ってことで良いでしょう。
では《解答例》です。
《解答例1:部品ごとに分けて》
《解答例2:挿入時と未挿入時に分けて》
《解答例3:読み書きの仕組みを中心に》
ところで、実は似たような問題が「東京工業大学2002年度後期入試」に出ています。その問題は、FD2枚・マイナスドライバー1本・ポリ袋1枚を配布して、試験中にFDを分解しながら答えるものでした。