フィリピンが好き!
フィリピンの島国っぷりは日本の比ではない。それはインドネシアをも超えて世界 No.1 である。僕の知る限り、 海が一番きれいなのはフィリピンだ。
フィリピン紙幣の絵柄がきれい
フィリピンのどの紙幣にも片面にフィリピンの地図と観光名所の絵が載っている。(2017夏)
1000ペソ紙幣の絵柄はサンゴ礁(Tubbataha Reefs)。500ペソ紙幣は洞窟(Subterranean River)。200ペソ紙幣は丘陵(Bohol Chocolate Hills)。100ペソ紙幣は火山(Mayon Vocano)。50ペソ紙幣はカルデラ湖(Taal Lake)。20ペソ紙幣は棚田(Banaue Rice Terraces)。
来て見てわかるタクロバンの今
2013年11月の台風と高潮の被害から半年たったタクロバンの姿。2014年5月GWに訪れた。
左上:高潮で陸に乗り上げて、路肩にめり込んで止まった船。
右上:船尾は格好の日除けポイント。
左下:空港のターミナルは急ごしらえの仕切り板があるだけ。
右下:航空会社のオフィスはテント。
左上:「国連」と書かれたビニールシートをかけた家々。
右上:以前は杭の上には家が並んでいた。
左下:骨組みだけになった市場の前で営業中。
右下:空き地でバスケットボール中。
2013年、夏に東北地方を旅行して福島から三陸の海岸線を車で走ってみて、秋には再び三陸と福島とそして勢いで山形を訪れた。東日本大震災から2年半経った頃だったが、ニュースなどでたくさんの映像を見ているはずなのに、実際に現場に立ってみると、感じること、気づくこと、見つけることがいろいろある。
さて、GWのマニラ行のチケットが取れたものの、どこに行くかは直前まで考えていなかった。たった3泊4日で、そのうち1~2泊はマニラに泊まらなければならない。ということは、マニラからどこかへ行くとなると、そこに滞在できるのは1~2泊ということになる。さて、どこに行こうか、何をしようかと考えていて、出発前日になって思いついた。そうだ、タクロバンに行こう。
タクロバンとは、2013年11月の台風(日本でいうところの台風30号)とそれに伴う高潮で大きな災害を被ったところだ。あれからちょうど半年、様子を見に行くにはちょうど良い頃合いか。出発前日にネットで見てみたら、飛行機は飛んでいる。営業しているホテルもある。というわけで、ネットでちゃちゃっと予約を入れた。
ただ、マニラで同日乗継ができないので、行きも帰りもマニラ泊となり、タクロバンにいれるのは1泊だけ。だから現地滞在時間がなるべく長くなるように、朝一番の飛行機(6:00 発!)でマニラを発って、次の日の最も遅い便(それでも 15:50 発)でマニラに戻ることにした。
そういうわけで、朝タクロバンにやってきて、2日間レンタサイクルしてあちこち走り回った。
グローバルシティー(マニラ)
マニラの新市街ボニファシオ地区、別名「グローバル・シティー」と現地では呼んでいる。(2014GW)
その街並みは「六本木ヒルズと東京ミッドタウンと虎ノ門ヒルズを3つ合わせて、ゆったり配置した街並み」と言ったらいいだろうか。あるいは「あか抜けた横浜みなとみらい地区、同時に企業誘致に成功した姿」と言えるかもしれない。もしくは「バカ高くないドバイ、スケールはデカいが物価はリーズナブル」とも言えそうだ。
タクシーの運転手の話によると、世界中の企業がここにコールセンターを置いていると言う。フィリピンは実は英語圏だから、英語には不自由しない。また、インターネットの普及で場所を問わなくなった。アメリカ企業が地球の裏側にあるここにコールセンターを置けば24時間対応が可能になる。日本企業は外国人からの電話をここに転送して対応しているらしい。世界規模の通信会社や証券会社のビルもあった。通りには有名ブランドの店が並び、フィリピン人のビジネスマンと若いカップルと外国人の家族連れが歩いている。
ボクのGWの旅行の1泊目はマニラの下町に泊まったので、3泊目はここボニファシオ地区に泊まってみた。ボクは昨日暗くなってから着いて、今朝明るくなる前に去ったので昼間の様子はわからないが、ほんのしばらく滞在して少しばかり歩いてみて、ボクはびっくりしたのだ。これからフィリピンがますます面白くなりそうだ。
マニラの下町
2011年冬、ちょうどクリスマスの夜にマニラの下町あたりに泊まった。夜、近所の教会に行ってきた。建物の中ではクリスマスのミサをやっていてそれはもう真面目というか荘厳な雰囲気なのだが、建物の外で子供たちが光るおもちゃで遊んでいるのは日本の夏祭りと似たような光景で、さらに敷地の外で爆竹が破裂している様はアジアの旧正月みたいなノリである。
マニラに巨大なショッピング・モールがたくさんできている。ヨーロッパのブランド・ショップやアメリカのチェーン・レストランがたくさん入っている点と、そして値段も日本のそれとほとんど変わらないが、日本のショッピング・センターよりはるかに規模が大きい。しかも現地の人でよく売れているように見える。それだけリッチな人々がたくさんいるということだろう。
一方で、貧しい人もたくさんいる。写真下左はジプニーという乗合バス。フィリピンの名物である。庶民の足だ。下右はサイドカー付きの自転車タクシー。20 年前は東南アジアの各地で走っていたが、今では他の国ではとんと見かけなくなった。でもフィリピンではしっかり生きている。
写真上はブタの丸焼き。店の中で1人前食べてもよし、1頭丸ごとテイクアウトも可。
暑い日本を避けて南の島に避暑にいく
東京の夏は暑い。気温に湿度、さらにコンクリートの照り返しやエアコンの排気などが加わって、東京の夏の暑さは世界一だ。
南の島の方がよっぽどさわやかだ。 エアコンなんか要らない。
東京の暑さを避けて、フィリピンの一島リゾートに避暑に行ってきた。島には体長2mほど(うち半分は尻尾だが)のオオトカゲがいて、時々道路を横切っていった。
このリゾートには島内を移動するための電気駆動のカートがあった。宿泊客が自分で運転できる。上から見るとソーラー・パネルが付いていて、ソーラーでバッテリーを充電できる代物である。さらによく見ると、ゲスト用のカートにはソーラー・パネルが付いているが、従業員用のカートには付いていない。
踏切のある空港
ボラカイ島は小さい島だから空港が無い。最寄りの空港はパナイ島にあるカティクラン空港である。空港からカティクランの港までは歩いてもいける。港から対岸すぐのところにボラカイ島がある。(2011夏)
この空港ができるまでは同じパナイ島のカリボ空港が最寄りの空港だった。そこからカティクランの港までバスで2時間かかった。それに比べればずっと便利になった。
ただ、カティクラン空港は小さい。海と山に囲まれた地形だから、長い滑走路が取れないのだろう。そこに乗り入れているのは写真(↑)くらいの小さい飛行機(72人乗り)だけである。また、小さい飛行機は悪天候に弱いから、遅延や欠航が多くなる。そういう弱点もある。
さて、それはともかく、カティクラン空港には踏切がある。滑走路の端が一般道と重なっているのである。
飛行機が山側から着陸すると、踏切の前でUターンしてターミナルに向かう。山側に向かって離陸するときは、踏切の前でエンジンを吹かして加速を始める。
飛行機が海側から着陸するときと海側に向かって離陸するときは、遮断機の後ろに車や人が並んでいるのが斜め下に見える。駐機場で飛行機に乗り降りするときに海側を覗き込むと、滑走路を一般車が横切るのが見える。
たぶん空港または港から 10 分も歩けば踏切に行けるはず。カティクランの街を散策がてら行ってみよう。
ところで、海を埋め立てて現在の滑走路を海側に延長する計画があるらしい。そうなれば大きめの飛行機が就航できて、ボラカイ島への輸送力がアップする。さて、そのとき踏切はどうなるのだろうか?
ワニはシーフードか?
パラワン島の中心プエルトプリンセサは港町。海岸線に沿って公園のような場所がある。夜になると屋台が並ぶ。さっそく繰り出してみた。(2016春)
魚・エビ・イカ・カニ・貝の類は種類も豊富で、日本では海ブドウと呼ばれている海藻もバケツに入れて置いてあった。
ウニもあった。日本のウニとは違って針が柔らかくて短くて、まん丸に近い形をしている。安いけど、うまくない。
ワニもあった。さすがに小間切れになっていて、ワニの形はしていなかった。さて、ワニはシーフードなんだろうか?
何か所かで賭け事をやっていた。ボールを転がしたり立方体を転がしたりして色が合うか合わないかで勝ち負けが決まる。とてもシンプルなゲームだ。大人が参加者だ。子供は見るだけ。怪しげな空気はまるでない。
一番のお気に入りは コロン
タール湖 と タール火山
英語学校に潜入取材
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