R-1のステージに立つ
R-1グランプリ(1回戦)のステージに立ちました(2024.11.05)。どの話をしようかをずっと考えていて、当日の朝になってやっと腹が決まって、ということは前日の夜の時点ではドタキャンという言葉が頭をよぎる中で、でも甘えちゃダメだと自分に言い聞かせながら、なんとかやり切りました。
M-1とR-1あわせて4回目ですが、毎度毎度ギリギリで動くようになって、悪い癖と思いながらもそれが今の私です。
最終的にやったネタが「ガリレオ裁判、実況中継(Ver.2分)」です。元々 3分でやったもの を切り詰めて2分に収めました。面白いかどうかはさておいて、私らしいネタ、私にしか出来ないネタだろうと思っています。
今日の午前中にガーッと覚えたわけですが、そうやりながら気づいたことがあります。
何度か練習すると、同じ場所でしばしば引っかかる。そんなとき、頑張って覚えようとするより、台本のその部分を書き換えた方が良い。なぜなら、引っかかるということは、自分でシックリ来ていない、自分で納得していないということだから。引っかかるのは「台本が未熟」というシグナルだと、「台本を直せ」というアドバイスだと受け取ろう。自分で本当に納得できる文章なら、すんなりと入ってくる。
口で言うだけのセリフより、体の動きと一体となったセリフの方が覚えやすい。観客にとっても後者の方が分かりやすいだろうから、可能な限り動きながら喋りたい。
そうは言っても、年相応というべきか、以前より頭に入らなくなっているのを感じた。その点は正直に受け入れよう。
その日の夜に結果が出ました。当日のエントリー133人に対して合格者(2回戦進出者)21人ですから、合格率16%、競争倍率6.3倍。
さて、私はどうだったかと言うと、期待に反して、でも予想通りといえばその通りの結果でした。まぁ仕方ない。