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見取り図3種

<キャビネット図>   <等角図>    <投影図>

見取り図3種

◇ キャビネット図
 正面から見たときと同じ形を描き、水平線に対して 45°傾けた線上に奥行きを2分の1に縮めて描く。

◇ 等角図
 幅と奥行きを水平線に対して左右に 30°傾けた線上に、幅・奥行き・高さを実際と同じ長さで描く。

◇ 投影図
 正面図・平面図・側面図をそれぞれ実際と同じ形で描き、適宜かくれ線を描き、対応する部分をつなぐ。

<方眼紙>             <斜眼紙>

方眼紙・斜眼紙

◇ キャビネット図と投影図は方眼紙に、等角図は斜眼紙に描くと描きやすい。
 方眼紙の斜めラインの角度 45°に沿って、キャビネット図の奥行きを伸ばせばよい。
 斜眼紙の斜めラインの角度 30°に沿って等角図の底面を、垂直方向に高さを描けばよい。

 では、ここから少し【練習】しましょう。

 次の立体図形のキャビネット図・等角図・投影図を、方眼紙・斜眼紙 のうちふさわしい方に描いてください。
 各問についている図は、ある面から見たときの図です。ただし、(4) では前から見ても、上から見ても、横から見てもそのように見えます。

(1) 1辺の長さが 20mm の立方体
(2) 1辺の長さが 10mm の立方体を3つ使ってできる立体
(3) 1辺の長さが 20mm の立方体を1つの平面で切ってできた立体
(4) 1辺の長さが 10mm の立方体を7つ使ってできる立体
(5) 底面が正方形である直方体の木材に溝を掘った立体

製図1

 キャビネット図・等角図・投影図の描き方のルールに従って、じっくり丁寧に描きながら、空間把握力を鍛えましょう。当然ですが、キャビネット図と投影図は方眼紙に、等角図は斜眼紙に描くべきです。

<キャビネット図>  <等角図>   <投影図>

製図2

他は省略。下のリンクから他のお題差し上げます。

◇      ◇      ◇

立体図形の描き方 〜 
▷ 見取り図3種         
▷ 正多面体つながり       
▷ 描く空間図形         
▷ 立方体と正四面体の展開図   
▷ 円柱どうし、角柱どうしの交わり

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