![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/58875489/rectangle_large_type_2_a9cfed7cde7ac6c3048727a5dab62029.jpeg?width=1200)
ベトナムが好き!
ベトナム料理は和食と同様に出汁(だし)の料理。だから日本で食べるとなんだかインパクトがないんだが、ベトナムで食べるととってもおいしい。朝は毎日フォー(ベトナム風うどん)、昼は毎日バインミー(ベトナム風サンドイッチ)、晩御飯だけ日替わりにすれば、毎日そのメニューでおいしく食べられる。
ホイアン
もし江戸幕府が鎖国をしていなければ、東南アジアのあちこちに日本人街ができていたことだろう。(2013冬)
その昔、ホイアン(ベトナム)に日本人街があった。ホイアンは交易の町として栄え、中国各地からやってきた人々も多くいて、出身地ごとにコミュニティーを作っていた。コミュニティーごとの集会所・宗教施設やベトナム風・中国風・日本風が融合した古い建物が残っている。
けれども、中国各地の建物・文物に比べて、日本のそれが少ない。現在残っているのは「日本橋」と呼ばれている木造の橋(上の写真)くらいのものだ。江戸幕府の鎖国政策によって、日本人街が廃れてしまったのだろう。
![ホイアン2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/58637072/picture_pc_473d927bf2eb226c2293f10c8988d649.jpeg)
ホイアンはぶらぶら歩くのが楽しい。半日で十分見て回れるが、2~3日だらだら過ごしても楽しそうだ。お泊りは Vinh Hung Heritage Hotel がお勧めです。ホイアン旧市街にある古い建物を改修したホテルの中で、唯一快適に過ごせそうなホテルです。
ホイアンの古い建物には漢字がたくさん書いてある。額にして掛けてあったり、布に書いてあったり、柱に彫ってあったり。
でも、今のホイアンの人たちのほとんどは読めない。今ではみんなベトナム語を使っているからである(ちなみに現代ベトナム語はアルファベットを使うので、ボクらも音だけは大体わかる)。
だから、ホイアンの古い建物に残っている文字は、今のホイアンの人たちよりも、むしろ日本人の方がよっぽど読めるのである。
![ホイアン](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/58880070/picture_pc_5b9c34b7dc5e1699fd813593f6337281.jpg)
写真左上の文字は左から順に「源思河飲」だが、中国では右から左に向かって読むので、これを日本語風に並べると「飲河思源」となる。
写真左下の右側の柱の文字は「文章千古事」で、左側の柱の文字は「孝有一家春」。写真右の文字は「祖父常言勤倹為先成大業」。それぞれなんとなく意味が分かる、というか、ある程度自由にイメージして良いなら、まぁよく分かる。
ベトナムに残る古き良き中国
フエ王宮とハノイ城跡はどちらも世界遺産だが、戦争の影響などで傷みが激しくて、観光ポイントとしての魅力に欠ける。むしろ、フエなら郊外に点在する王朝時代の建物、ハノイなら現在信仰の対象になっているお寺などを訪ねるのが楽しい。(2013冬)
![ベトナム](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/58875702/picture_pc_3f34a29292b540c93a018dae7715b6f7.jpeg)
左下:一柱寺(ハノイ) 右下:西湖府(ハノイ)
ところで、それらはいずれも中国風なのである。それらを見て回ると、東南アジアというより、どっぷり中国に浸かったような気分になる。しかも、今の中国よりむしろ中国らしくもあり、 中国にはないエスニックさもある。そこを中国だと思えば、ベトナムはなおさら楽しい。
さて、突然ですが、
子 丑 寅 卯 辰 巳 午 未 申 酉 戌 亥
辰は龍を、巳は蛇を表す。ところで、十二支の中でこの2つは独特だ。まず、辰(龍)だけが架空の動物である。そして、巳(蛇)だけに毛がない。しかも、この2つは形がよく似ている。
次の写真はベトナム中部ダナンの街を流れる川に架かるロン橋。このデザインは巳(蛇)のようにも見えるが、 ロンは漢字で書くと「龍」だから、これは辰(龍)をデザインしたもののようだ。
![土産](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/58876809/picture_pc_164cf310b681fe39fc4774641ebb519a.jpeg)
下中のぬいぐるみには足とひげがあるから辰(龍)に間違いない。ついでながら、下左はココナッツの殻で作った菓子皿、下右は薬味入れセット。以上、ハノイで買ったお土産3点。(2013冬)
ベトナム北部の市場それぞれ
ベトナム北部山岳地帯の街や村では毎週1回、市が立つ。毎日どこかで市が立つので、1週間滞在してあちこち出かけよう。(2018夏)
◇ バックハー:多様な少数民族が入り乱れて見た目鮮やか。日曜市。
バックハーの日曜市ではなんでも売っている。食材・衣料・おもちゃ、農業用の苗・種・機具、生きた牛・馬・水牛・豚・鶏・アヒル・小鳥・犬、最近増えてきた外国人観光客に向けての土産物など。
女性たちは民族ごとに異なるデザイン・色の衣装を着ている。とは言え、今風のシャツ・ズボン・スカート姿の女性も多い。そりゃそうだ。少数民族といえども、今ではスマート・フォンを持ち、モーター・バイクで移動する時代だから、着る物が変わるのは当然だろう。
![バックハー](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/58634938/picture_pc_321c1dc1af3a417c057784b606a3acf8.jpeg)
◇ サパ :日用品というより珍しい商品が並んでいる。日曜市。
サパの市場で並んでいた商品の数々。
蜂蜜:バケツの中には蜂蜜たっぶりの蜂の巣が入っている。(写真左上)
芋 :形や大きさが不揃いなのが自然の産物っぽくて良い。(写真左下)
藍 :藍染の原料。民族衣装を作るのに欠かせない一品だ。(写真右下)
乾物:単品でも売っているが、これは袋詰めの盛り合わせ。(写真右上)
犬肉:丸焼きもあり。美味いか不味いか、高いか安いかは不明。(中央)
![サパ2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/58635012/picture_pc_033358cb3c2477324bdc640d032cbce5.jpeg)
サパは一大観光地だが、ここには意外と観光客が少ない。狙い目かも。
◇ カンカウ :若い女性が民族衣装で目一杯おしゃれして。土曜市。
北ベトナム山岳地帯の棚田と、週に一度開かれるカンカウの市場。棚田の一段は地形にもよりますが、およそ人の背丈くらいあります。市場では女性たちは老いも若きも、とびっきりおめかししています。
![サパ](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/58620786/picture_pc_c8a828538bae14ff4dbfa3430ebf6f85.jpeg)
棚田が耕作放棄地になってしまう未来
フォンニャ洞窟
ベトナム乗り物あるある
中越国境越え
◇ ◇ ◇
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