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「Start Up Weekend 守山 Vol.9」参加レポート
6月下旬に参加した「Start up Weekend 守山 Vol.9」
もう1ヶ月以上も経ってしまいましたが、とても身のあるイベントでしたので、感想をまとめたいと思います。
「Start up Weekend」とは?
世界各地に広がりを見せている、週末3日間のスタートアップ体験イベント。潜在的なニーズに対して、今までになかった「しくみ」や「サービス」を使ってアプローチをし、お金を生み出す。起業の柱とも言うべき「事業計画」を3日間で組み上げ、プレゼンする。3日間でぎゅっとプレ起業体験ができるワークショップです。日本国内でも毎月どこかの都市で開催されており、日々アイデアの種が動き出しています。
【私の参加目的】
デザイナーの仕事のお取引は基本BtoBなので、お客様になる経営者の方がどのようなプロセスを経て事業を起こされているのかを体験したかった。
チームディスカッションを通じてグループワークの経験を積みたかった。
あとなんか楽しそう。仲間がほしい。
と若干ライトな参加動機でスタートしましたが・・・初日から脳みそフル回転でした。
私達のチームのテーマは「つながり」。様々な事情があって働けない方などが負い目を感じず、少しづつ能力を持ち寄りながら支え合って自分らしく活躍できるしくみを事業として形作れないか。といったコンセプトでスタートさせました。
チームの方たちとの話し合いや、あらかじめご協力要請させていただいていたまちの専門家の方やアドバイザーの方達のアドバイスを受けながら、可能性を探って形作っていきました。
しかし、国や自治体がボランティアで行ってきたような活動を事業としてマネタイズすることは非常に難しく・・・サービスの形も定まらないまま2日目の午後に突入。(ひぃぃ!!)
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そこでアドバイスを受けた市職員の方から、「市の悩み相談窓口へ寄せられる相談数は非常に多くパンク寸前で、本当に緊急性の高い相談が埋もれてしまう」という現状をお聞きし、悩みを抱えている人を悩みの緊急度に応じて適切な相談機関へつなげ、ライトなお悩みに関しては自社専属の相談員へつなげるサービスという形になりました。
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サービスの大枠が組み上がってきたので、プレゼン資料づくりも並行して作成することに。こちらは私の本領が発揮できる部分なので、ワックワクしながらMacをカタカタし、気づけば夜中の2時!
3日目には足りていなかった市場調査も行い、プレゼンを迎えました。
難しいテーマ故、起業体験としては少し不完全燃焼ぎみではあったものの、福祉をボランティアの枠に留めず、より社会に近づけられたらどんなにいいか・・・と常々思い続けていたので、今回は真剣に考えられる非常にいい機会になりました。それにチームワークの中で、互いの能力を補い合いながら形にしていく作業は純粋にとても楽しかったです。「お互いに能力を持ち寄りながらミッションを達成する」という今回の本筋のコンセプトをまさにこの3日間で体現できたのではないかと思います。チームメンバーの方たちには本当に助けられました。
そんなメンバーのお二人も、優しさと使命感あふれるとても素晴らしい方。同じ問題意識を持てる仲間に出会えたことが、今回一番の財産となりました!
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非常に歯ごたえのある3日間でしたが「なんか面白そうだから来ました~」というノリの参加でも、3日目には確実に世界が広がって見える・・・そんな起業体験イベントでした。
オーガナイザーの皆様、審査員の方々、ご相談に乗ってくださった専門家様やアドバイザーの皆様、インタビューさせていただいた守山市の方々、そしてチームメンバーのお二方・・・本当にありがとうございました!!
Start up Weekendは、全国各都市で常時開催中です。過去に小学生の参加者もおられたそうですので、どんな方でも気負わず、ちょっとでも気になった方はぜひ勇気を出して参加してみてください!
「Start up Weekend 守山 Vol.9」
オーガナイザーによる開催レポートはこちら ↓