実家に帰るのをためらう理由

というか、ぶっちゃけ帰りたくない。この時期は寒いし、何か世間的に慌ただしい風潮を作り出そうとしているしで、気が滅入る。

こんな感じの記事が、年末年始にかけて大量に出てくると思うので、フライング気味に書いておく。

理由①

移動が面倒

以前の記事に書いた通り。実家まで5時間弱かかる。これを短いとみるか長いとみるかは人によると思うが、長いよな。短い映画数本は観れる。まあ、観ないけど。とにかく移動しないことには始まらないものの、初手の行動として移動はダメだ。

理由②

居住環境が×

築数十年であちこちガタがきている。趣があると言えば聞こえはいいが、色々とかなり住みづらい。個室がない。エアコンも一つしかない。水回りが関係が悲惨で、寒い時期には特に帰りたくない。

理由③

親戚関係の人付き合いが煩わしい

正月に親戚で集まるという悪しき風習がある。いい年齢の大人が集まって何すんのよ。年が近い従兄弟が数人いる。小学生の頃は一緒に遊んでいた気もするが、中学生になってから思春期とか色々あり、話すこともなくなって今に至る。僕があまり帰省しないので、会うのは数年に一度くらいだが、特に会話はしない。特に接点のない従兄弟って他人だよな。しかも、お互い小さい頃の記憶が朧げにあり、なんかやりづらい。たぶん、完全に初対面の年が近い人間の方が話しやすいと思われる。ここも虚無の時間と言っていい。虚無二つ目。

当初は親戚が集まり、それぞれの孫(自分)たちの顔を見せたり、そういう付き合いの意味合いも多少はあったのかとは思うが、今はなあ。特にお互い興味ないと思うんだよな。僕は中学生ぐらいから薄々嫌になり始めていて、今でもなんとなく嫌だとか、煩わしいといった感情が続いている。

祖父母や親に顔を見せたりっていうのは、ギリギリ理解できなくもないが、自分としては納得できない。親とか祖父母と別に不仲というではないが、価値観やら考え方など色々違うし、特に話すこともこれといって無い。僕自身、人に何かを相談をするタイプではない。

家庭環境が自分の人格形成にどこまで寄与しているかはわからないが、結構な割合を占めるという内容の本を読んだことがある。

今現在、こういう考え方の自分が在るのは、どこまで上記のような環境や経験の蓄積が影響しているのだろうか?

こういう心情なので、家族や親戚との集まりの機会を楽しめる人のことを少し羨ましく思う。

僕は以前から自覚していたが、人に干渉され自分の行動を制限されたり、やりたくないことをやらされることに恐怖のようなものを感じる。年々、その思いが強くなってきたかもしれない。

普段、仕事で嫌な思いをしながら働いているのに、なぜそれ以外でも嫌な思いをしなくてはいけないのか。

自己中や自分本位とか言われても思われてもいい。自分を労るのなら、これぐらいのメンタルが必要だと思う。

とりあえず、2/3が虚無だということを再確認し、頭が痛くなってきた。

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