夜を駆ける
夜の散歩をしてきた。恒例?の長期休暇中の散歩だ。
別に駆けてはいないが、気分的にはタイトルが合っている。
長期休暇でなくても散歩はする。するんだけど、やはり長期休暇の方が気が楽だ。
19時少し前に散歩を開始した。今の時期の、この時間帯だと日が沈み切っていない。薄い紺色に近い空の下を歩いていると、一日のオープニングを感じてほんの少しだけテンションが上がる。朝から起きてはいた。
気候もちょうどいい。
散歩中は、日々のストレスを一時的にどこかに追いやることができる。何か考えてはいるが、意識がいい具合に分散されて、快とも不快とも言えないような感覚だ。
この感覚をいつでも好きな時に思い起こせるようにしたいと思ったが、常に散歩中の感覚だと慣れてしまいよくないんだろうな。日々の疲れがあるからこそ、散歩中に得られるものがある。ただ、やはり仕事というのは心の安息を邪魔し過ぎている。
一時間程歩いたので、すっかり日は沈んでいるが、夜の方がなんか落ち着く。
おわり