内向的思考型人間の脳内
以前こちらの記事を書いたので自分の脳内がどのようになっているかをまとめてみる。
僕は自分のことを(多分)内向的思考型人間だと思っている。その認識のもと自分の心理機能の働きを説明しようと思ったが、文章でいまいち表せなかったのでイメージ図を描いた。
T=「思考」
F=「感情」
S=「感覚」
N=「直観」
info=「情報」
上記を当てはめると、このようなイメージになる。
各機能の向きはここではいったんおいておく。相反する機能が共存するのか、判断機能である感情機能が思考の中にあるのかなども僕のイメージなので無視する。情報は感覚/直観機能を通して認識しているようだが、自分ではそれらを使用しているという実感がないため、思考というフィルターを(無意識的に)通して認識していると思っている。
Tは絵の通り脳みそである。ここにすべてがある。出発点でもあり終着点でもある。これがなくなると僕のアイデンティティの消失につながると思っている。
この絵は思考がフル回転している時のイメージだが、落ち着いている時も何かしらの思考が勝手に働いていると思われる。特に明確に何かを考えているわけではない時は、具体的ではない言葉の欠片のようなものがあるようなイメージである。文章のようなモノが浮かんでくるような感覚もたまにある。そのまま深堀することもある。集中しているときは、それらの情報がゼロにはならないが、浮かび上がる数が少なく、気にならないような感覚だ。
ノンフィクションの本を読んでいる時などは、内容に対して「なるほど」「それってどういうこと?」「本当にそうなのか?」「じゃあ、このパターンは?」「そういえば、どこかでこういう考えも見たよな?」みたいな感じで自分の思考に意識がいき、確かめたくなることが多い。そのため、本を読み進めるのに時間がかかったり、確かめているうちに飽きてそのままとなっていることも多い。
また、話しながら考えてアウトプットをするのは苦手だ。思考に集中できないと考えがまとまらない。
感覚と直観の違いを認識していないので円の大きさは同じとしている。(タイプ診断結果ではそこまで差がない)感情は認識しているが働きが一番弱いと思っているので少し小さい。僕は各機能を明確に独立した機能だとは認識できていないので重なっている。
反射など特殊な例を除いて、意識的であったり無意識的であったり、状況によって違うが基本的にはあらゆることに思考を挟んでいると思う。
内外の情報と各機能がごちゃ混ぜになり、最終的に思考を通して判断を下す。スタートも脳みそである思考だ。
これが、ほかのタイプだと記号や円の大きさが入れ替わったり、人によっては脳みその外に機能があったりするかもしれない。多種多様なイメージになることだろう。
ユングはどのような過程で、人間の心理機能を考え出し、各機能を認識し定義するに至ったのか気になっている。