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【HP】ネガティブ商材をポジティブにスマートに伝えるブランディング

ネガティブ商材のサイトリニューアルの依頼を受け、「どうすればネガティブ商材に清潔感を持たせて、価値をスマートに伝えられるか」という課題に取り組んでいたこのお正月。

その課題に応えている、素晴らしい事例を教えてもらったので紹介します。なんと「キャバクラ」を経営する株式会社BARCELONAの採用サイト

キャッチコピーは「大人のサードプレイスを、世界へ。」

まず「大人のサードプレイス」という清潔感あるステートメントが秀悦。キャッチコピーは商品・サービスや企業の魅力を伝えるものになっていないと意味がないが、このフレーズは嘘はつかず、スマートに価値転換しているところが素晴らしいワンフレーズ。

「人と人の心をつなぐ、唯一無二の承認ビジネス。」「それぞれの使命と想いを持って、未知のビジネスに飛び込んだ。」というリードコピーも、企業としての思いを込めながらも誠実感を感じさせる点が一歩上を行く。

働く人のインタビューに目を向けると、意外にも、東大卒、早稲田卒と高学歴が並ぶ。

働く人たちがプライドと信念を持って、真面目に誠実に仕事に取り組む姿勢を見せることで、キャバクラの持つ「従来のイメージとのギャップ」に好感度さえ抱かせてしまうから、実によくできている採用サイト。

「こんな面白い選択をしたら、面白い人生にするしかない」という取締役の女性のインタビュー記事に思わず共感。


ちなみにインスタは、思いっきりキャバクラ…。
BtoBとBtoCで2つの顔を使い分けるBARCELONA社に、ブランディング手腕の高さを感じた事例でした。

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