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仕事終わりにアイスを買って帰る日
今日は帰りにアイスを買って帰る
何故なら31の1個無料クーポンが今日までだから。
アイスを買って帰るのである。
そんなご褒美があるから頑張れる1日が始まった。
朝
ただの会社員の朝は早い。いや、普通かもしれない。
まだまだ7時台の電車に乗って職場に向かう。
私が乗る駅は、座れるか座れないかの瀬戸際にある駅だ。席が空いてる時もあれば、全然空かない時もあれば、運良く次の駅で座れる時もある。まあまあ運要素が高い。
電車が来る。
さあ、今日は座れるか、座れないか。
電車がやってくる、混雑具合はいつも通り。
いざ乗り込まん、そう思っていると後ろから知らぬおばちゃんが私を押してくる。
こいつぁ絶対座りたいおばちゃんと推測する。そう思うくらい、容赦なく私の体を押しに押してくる。
そんなおばちゃんに押され、私はスピードに乗りながら車内に入っていく。
するとなんと、押された先に席が空いている場所があるではないか。
ありがたく座らせてもらう。この電車、座れなかったらほぼ確で地獄を見る(混みすぎてえらいことになるの意)路線なのである。
今日もみちみちに詰まった立ち席を前に、ちょっとした休息を取る。あのおばちゃんは私に席を届けてくれた善人なのか。
おばちゃん、ありがとう。追い風だったのかな。
昼
お昼前、営業担当から電話がかかってくる。ちょっとした仕事の依頼だ。
社会人歴史はまだまだ浅いとのことだが、爽やかに礼儀正しく対応してくれる。素晴らしい。こんな会社にいなくてもどこでもやってけるぞと、先輩風を吹かせてやりたい。爽やかに依頼をしてくれたのでスマートに返そう。そうじゃないやつには適当な対応しかしていない。
仕事というか人への対応などそんなもんでいいのである。どんなやつにでも良い対応が出来るほど良い子である必要はないのだ。
ご飯、今日もちゃんとお弁当をつくった。それを食べる。
とはいえおかずが少ないので何か買いたそう。
アイスを食べるからカロリーは抑えめに、抑えめに...
無理だった。久々に食べたくなり、チョコチップクッキーを買ってしまった。
私はこれが大好きなのである。
これを食べて元気に仕事しよう。
帰り
今日もダッシュで帰路に着く。私は今の仕事については必要以上にやる気を出すつもりはない。給料分だけちゃんと働くのみだ。
あれ、なんか暑くないか?
今日は夜でも10℃超えのポカポカ陽気であった。なるほど、それは納得。
道中、頼まれものも買い物もあったため、一旦は寄り道してそれを買いに行く。
さあ、電車に乗る。初めて乗る時間帯の電車に乗った。なんかやたらと混んでいる。座れたからよしとしよう。
いざ買いにゆかん。でも私の最寄駅に31は無いのだ。数駅手前の駅前にある。そんな時、わざわざ途中で降りてアイスを買いに行くのである。
これを馬鹿らしいと言う人もいるかもしれないが、全くもって耳を傾ける必要はない。私にとってはその一手間がさらにアイスを美味しくさせるのだから。今日はゆっくり帰ってアイスを買おう。
味は決めてる、1個だけ。もう1個はどうしようか。
そんなことを考えながら31に向かい、注文と支払いを済ませ、帰路に着いた。
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買った。2個買った。こんな時に1つで抑えられるかこの気持ち。
そんなこんなで帰って晩御飯を作り、食べた。
今はまだ食べる前だ。夜のおやつに食べよう。
帰った後の楽しみが待ってる日、とっても最高。