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小説

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記事一覧

遅刻するゲイ

顔が良いからという理由でとりあえず付き合ってみたのだが、周りの反応は芳しくなく「え?あん…

幻のAV「です。」シリーズ5作目 インタビューシーン

——こんにちは。 こんにちは。 ——今日は遠いところからありがとうね。 いえ、全然。 —…

筋肉が偉いのであってあなたが偉いわけではない

彼と出会ったのは新宿2丁目のゲイバーであって、彼は20歳だか22歳だかはたまた18歳だか、いま…

ちんぽがデカすぎる像

「撤去…ですか?」 市役所からやってきた緑川という男は申し訳なさそうにおずおずと駅前の作…

shun君との夢小説

友人が体調を崩したらしい。元々どこに行こうという約束もなくただ会ってお喋りするだけだった…

恋人と長続きする方法

少し前に新宿の大塚家具で買った30万円するソファが気持ち良すぎて、ソファの上からまったく動…

こっち側で生きていく

初夏。午前0時25分。俺は彼氏であるユウジの帰りを家で待ちながら鼻歌を歌っている。すると電話がかかってきてユウジかなと思うが着信は兄からだった。 「起きてるか?」 「出たってことは起きてる」 「相変わらず可愛げがないな」 「何の用だよ」 「あーうん。さっき母ちゃんと喧嘩してさ家出て行ったからまたお前のとこ行くかもしれん」 「は?また?」 「別にいいだろ。とにかくそっち行くかもしれんから母ちゃんきたら保護しておいてくれ」 「なんで喧嘩するんだよ。どうせまた下んな

俺達の人生の正解

「菅原、俺大学辞めるから」 と宮本は言った。 「え?なんで?」 「悪いけど、これほんとだ…

本当の若さとは

「けんとさんってお仕事なにされてるんですか?」 可愛らしい顔で彼が尋ねてくる。本来初リア…

おじさんのちんぽ

「ほら、舐めてみてよ」 などと目の前のおじさんが言うものだから舐めなくてはいけない気がし…

ホモ4人と行く!ちんちん舐めてくれませんか?!の日光温泉旅!

「ホモ4人と行く!ちんちん舐めてくれませんか?!の日光温泉旅!」 というLINEグループに誘わ…

SEX高校卒業生

私は今日も発展場でSEXをしている。ここのところ毎日SEXしているのだがそれは私が私立SEX高校…

俺たちの無意味な恋愛

都心まで電車で2時間ほどの立地にあり、田舎というには田舎に失礼であるし都会というには都会…

アイテム番号:SCP-■■■-JP

この世は全くの同じ事の繰り返しであって、朝起きて歯を磨いてそのついでに髪の毛を濡らして拭いて仕事着を着て玄関から出ていき電車を待ち乗って降りて職場の扉をくぐり自分の椅子の背もたれに上着をかけて袖が地面についてあ~ん汚いわと思っていると仕事は終わり、来た時と同じように職場の扉をくぐり電車を待ち乗って降りて家のポストを開けるとなにやら切符のようなものが中に入っていた。なんじゃこりゃ。 切符の表側には「新宿三丁目→新宿三丁目」と印字されている。入場券か?けど入場券は「入場券」って