
「リピートしてもらう」ための工夫してる?
※この記事は無料で読めます
WordpressでホームページやLP制作などのWEBメディア事業を立ち上げて、4年目の会社を経営しています。
フリーランスや、フリーランスのように働いている人の死活問題になるのが案件獲得問題。
”収入”に直結する問題ですが、私は新規獲得営業が好きではないので、根本としてリピートして頂くための工夫を日々考えています。
今回の記事では、私がどう工夫しているのか、とっておきの秘密をご紹介します。
レスの速さは信頼の深さ
”即レス”
耳タコほど言われる基本中の基本ですが、レスの速さはとても大事です。
私は、LINEでもメールでも、ココナラやクラウドワークス経由でも、SNSのDMでも気づいたらその時に返します。
後回しにしないことを自分の約束にしています。
例えば、自分がお客さんの立場だとして、案件先を選ぶ際は、まず”相談内容”を送りますよね。
その後、何度かやり取りして、「この方いいな」と思ったら、オンラインで面談したり、本格的に商談をすると思います。
その間のやりとりが、いちいち遅かったり、お客さん側が「まだかなあ…」という気持ちになったらどうでしょうか。
その時点で、発注者側は、案件が始まった時の先行きが不安です。
そんな業者では、仮に小さな案件は決まったとしても、大きな案件はかなり難しいです。より競争が激しくなるので。
そして、私もイラストレーターさんやデザイナーさんに依頼をすることがあるのですが、即レスで返して下さる方もいれば、返事が遅い人もいます。
実は、返事は遅い人は、その方が1つの返事をする間に、発注者は返信が早い人と2~3回メッセージを送り合っているので、あっという間に話を抜かれている状態ができています。
「仕事が出来る人ほどレスが早い」と言いますが、これは間違いない。
必要のないフラストレーションを相手に感じさせないこと。
一緒に仕事をするなら、みんな「仕事が出来る人」と一緒にしたいので、初っ端でふるい落とされる。
まず、リピートされる人になれるかの”入り口”はこんな感じ。
案件開始した後
あなたはどんな時に”この人すごいな!”と思いますか?
人が”この人すごいな!”と思うのは、どんな時でしょうか?
これには『答え』があります。
自分の「想像を超えたとき」です。
人には、何かを人に依頼した時に、「この人ならこの程度やってくれるだろう」という想像をしています。
「この金額ならこのくらいのサービスだろうな」とか。
それが想像より低ければ「この人仕事できないな」「このサービスは良くないな」と思われるのですが、逆にこの人間の心理を上手く使えば、強いです。
だから、「相手の想像をどうやったら超えるか?」を考えれば、良い

同じベクトルを持つ。
私はWordpressを使ったホームページなどのWEBメディアを作成しています。
このビジネスでは、仕事の依頼を頂くと、必ず先方の相手がいて、チャットやオンライン面談にてご要望を聞いて、形にします。
では、私がどうやって相手の想像を超えているか?と言う、とっておきの秘密を、例に例えて4つご紹介します。
例えば、
❶納期を急いでいるお客さんであれば、相手が思っているより早く、ラフ案を出したり、意思疎通を進めて、オンラインに反映する
❷ご自身の中で、どんなデザインにするか纏まっていないお客さんだったら、事業内容やその方のイメージに合うデザインを数点軽く作って、視覚的にイメージして頂く
❸細かい部分を気にするお客さんであれば、「ここ気になるだろうな」というところを先に挙げて、「今こんな感じですが、どんな仕上がりにしますか?」など気になる部分を先に理解して、お伺いする
❹「青がメインカラーのサイト」と言われても、青にも200種類ある。
「#明るい青のコード」をメインカラーにすると、明るく爽やかなイメージになります。(※写真付き)
「#落ち着いた青のコード」をメインカラーにすると、高級感を感じます。(※写真付き)
といったように提案して、色の違いで生まれる印象を伝えて、サイトの最終イメージをすり合わせていく。
など、できることは沢山あります。
もちろん、提案する際は丸投げではなく、プロとしての視点も併せて、レールは敷きながら、提案。
根本としては、人は「選べる」という状態に満足するので、お客さんに”選んでもらえる”状態を作る。
いくつか案を出して、最後は”お客さんに選んでもらう”
この場づくりがいくつできるかが、私が大切にしているポイントで、この工夫ができると、お客さんに満足して頂き、リピート回数が格段に増えます。
これが、案件リピートをして頂くための、私のとっておきの秘密です。
きっとみなさんがリピートしている商品やサービスも、どこかで自分の基準より優れていると思っている点があるはずです。
・値段に比べて美味しい
・値段以上のサービスが受けれる
・気遣いが素晴らしい
など。
それを、自分や自分のサービスに当てはめて、次は考える番です。
人間の心理を学ぶことは、ビジネスにも活きます。
リピートがあれば仕事は楽になる
最初にも書きましたが、私は根っから新規営業が好きではないので、リピートしてもらえる環境を作ることを考えています。
そして、会社としても、リピートしてくださるお客様が増えたことで、利益も安定し、案件に困ることが無くなりました。
リピートしてくださる度に、信頼関係も深まるし、お客さんがお客さんを紹介してくださったり、なんか…案件困っていた時とは全然違う状況ができました。本当に。
自分の提案や気遣い1つ、工夫1つでビジネスの状況は変わります。
どんなビジネスも、顧客全体の2割であるロイヤルカスタマーが売上の8割を占めているという法則がありますが、これは本当で、自分のビジネスやサービスを好んでくださる方を作ることは、仕事を安定させるために非常に重要な事です。
みなさんのビジネスに少しでも参考になれば、スキ♡していただけたら嬉しいです。