総額300万円越えのヨーロッパ家族旅行で私が得たもの
こんにちは、おもちです。2025年1月にヨーロッパ旅行に行ってきました。
メンバーは母(50代後半)私妹。
7泊10日で、エミレーツ航空ビジネスクラスを利用したので、総額300万円は超えました…。
こんな贅沢豪華旅行、滅多にできることではなく、本当に経験できたことに感謝です。
帰国して、ヨーロッパ楽しかった?何が一番良かった?と友人に聞かれるのですが、旅を経て、私の心に得たものについてお話します。
↓ エミレーツ航空のビジネスクラスは噂通り最高でした…!
旅の概要
2025年1月~イギリス3泊フランス4泊
飛行機はエミレーツ。往復ドバイ乗り継ぎ。
イギリスのホテルはRoyal National Hotel。
1泊1万円/人くらいなので、イギリスにしては安い。
ホテルの朝食付きにしたので、朝いっぱい食べて、お昼と夜は軽く、みたいな感じでした。
フランスのホテルはHotel Mayfair。
パリど真ん中の4つ星ホテルなので、高い。
3万円/人くらいで旅行サイトには出ていますが、何かのラッキーで2.5万円/人・朝食付きで泊まりました。旅行サイトは張り付いていたら、値段が結構変わるのでおすすめです。(暇な証拠…)
航空券は使用しているカードがエミレーツ割引があったので、少し安くなりましたが3人分のヨーロッパなので、総額の約2/3は飛行機代。
私たちは半年前位から航空券を予約したので(行くぞ!!!と決めて)比較的安く取れましたが、出発日までどんどん値段が上がっていくので、航空券は早めに取りましょう。
直前は値段下がりますが、本当に直前なので、航空券は早めにとる。これ絶対。
訪れたところ
3人ともイギリスは初めて(母は20代くらいのとき?昔一回来たことあると言っていましたが、ほぼ初)、フランスはみんな3回目くらいでした。
旅程はフルマックス!
毎日2~3万歩あるいて、iPhoneの歩数計もびっくりしていました。かなり。笑
イギリス
ビッグベン、ロンドンアイ、ハロッズ百貨店、リバティ百貨店、フォートナムメイソン、大英博物館、ナショナルギャラリー、バッキンガム宮殿(1回目交代式中止のため2回訪問)、9 3/4番線、メトロ博物館、リッツカールトンアフタヌーンを約2日半でみっちり、行動。
フランス
ギャラリーラファイエット、ボンマルシェ、プランタン、有名チョコレート屋さん各店、サクレクール寺院、ジュテームの丘、凱旋門、パリ郊外のアウトレット、オルセー美術館、マレ地区、ホテル周辺の各ブランド路面店、エルメス本店を約3日半でみっちり、行動。
ロンドンでは各所がそれぞれ離れていたり、パリは郊外まで行ったので、有名所を中心にですが、めちゃくちゃ充実していました。
行きたいところは全部行けたし、見たいものは全部見れた!
全部やりきった!という感じです。
ちなみに、行きの飛行機はドバイコネクトでドバイの5つ星ホテル休憩(無料)、帰りの飛行機はトランジット20時間でドバイステイを楽しんでので、総じてみんな体力おばけだと思います。(笑)
毎日6時に起きて、22時くらいに寝る感じ。(ほぼ気絶。笑)
全て個人手配・行動なので、ツアーとかは参加なし。エミレーツ特典で往復、空港とホテルの送迎はあり。
地下鉄に乗る、バスに乗る、レストランに入る、分からないことを人に聞く…これを異国の地でやるのはどれも緊張するし、普段にはないストレスを感じると思います。
いちいち切符の買い方も分からないし。
あとヨーロッパはスリが多いとも聞くので、なんか警戒もする。(ビジネスクラスに乗り、良いところにも行くのでオシャレしたいけど絶対スラれたくない私たちの対策についてもまたお話できたらと思います)
ここらへんは私と妹が図太いので(笑)、特にストレスはありませんでしたが、母位の年齢の方だけの旅行だったら厳しい気はしました。
切符の買い方分からないから、歩こう…となると、時間かかるし、歩くのしんどいとなると、観光に行かなくなるので。
現地に住んでいる方や、その地の言語が話せる方がいたら良いのですが、日本人だけだと心配です。
母が健康で、いっぱい歩ける + ある程度海外旅行耐性がある二人の小娘という布陣が良かったのかもしれません。
あとは、折角来たから、やれることは全部やろうぜ!というマインドが全員にあるのも仲良くこのフルスケジュール旅行を終えれた理由だと思います。
歩けない or 休憩好きの人がいたら、もう一生旅行には一緒に行かないレベルで合わなかったと思われます。笑
そこらへんのは波長が合うのが、家族旅行の強みでもありますよね。
色々行って、最後の記憶に残っているもの
そんな大充実した、ヨーロッパ旅行でしたが、「なにが1番楽しかった?」といわれると、言葉に詰まります。
何を贅沢な!と思われるかもしれませんが、それは、楽しくなかったわけではなく、全部が楽しすぎたから1番が選べないのと、「みんなで行けて良かった」という気持ちには勝てないからです。
旅行は「いつか行こう」と思うものです。
遠ければ、遠いほど。
年を重ねれば、重ねるほど。
「いつか行ってみたいな…」という気持ちはあるけど、そのいつかは来ず、忙しい日常に消されて、年を取る。
年を取れば、自分にも体の不調は出るし、親の様子が気になり、万全なタイミングって来ないんですよね。ほんとに。
私たちも毎年「来年はみんなでヨーロッパ旅行行きたいね」と話していたのですが、今はみんなそれぞれの別のところに住んでいるし、仕事もあるしで、実現せず、3年越しで行った旅行でした。
私としても、会社を頑張らないといけない時期だし、海外で旅行していていいのかという葛藤ももちろんありました。
でも、待っていても「いつか」は来ないので、行って本当に良かったなと思います。
何年後かの未来、「あの時旅行行けばよかったね」と言うか、「あの時旅行に行って良かったね」と言うか。それを作るのは今の自分の選択だなと学びました。
特に母と一緒に行く旅行という点で、実現できたのは本当に良かったです。
なので、もし「家族と旅行行くか迷ってる」人がいたら、ぜひ背中を押したいです。
機会は作るものだし、お金はまた働けば良いのです。
「一緒に行く」「同じ経験をする」「景色を共有する」「楽しい思い出がある」「一緒に行けて楽しかったという感情が残る」だけで、旅行はお金では買えない価値に変わります。
近場でもいい。
旅行は、記憶を作ってくれるので、1つ1つの観光も、お料理も、お土産買うのに悩んであーだこーだ言うのも、全部楽しかったけど、最終的には「一緒に行けて良かった」という温かく、泣きそうな感情が残りました。
だからどこに行った、ではなく、誰と行ったが旅行は大事と言われるのかもしれません。
改めて、旅行の楽しさと旅行で得るものについて考える良い機会でした。