日常#55
二週間ほど嘘みたいなカンカン照りが続いたあとに予報を見る限りこれから十日ほど空がぐずつくらしいです。調整が下手くそ。イーロン・マスクか?
家にテレビがないからなのかニュースを見る機会があまりなくいつの間にか梅雨があけたらしいですね、というか梅雨ありましたか?空梅雨空梅雨。
僕の住んでいるところだけ今から梅雨が始まるんじゃないか? と思っていたらこれは台風の影響なんですかね。すいません、ニュースを見ていないのでこれも適当なことを書いています。花火大会がいつどこで行われているのかと同じくらい知らない。本当に花火大会の情報はどこから仕入れるんですか。自分の花火大会の記憶は高一で止まっています。
恋愛に奥手な友達が初めて彼女を作って、二人だと不安だからついてきてよと言われ、へへへしゃあねぇの~とついていった花火大会に彼女側も友だちを連れてきていて、そいつと自分は大して仲良くもなく、友だちカップルは自分たちの存在を忘れたかのように二人で楽しみ、自分はその訳もわからん女と花火大会を回りました。早く上書きをしたい。
心臓が割れてしまいそうなくらいの距離で見る花火が好きなのですが、ライブ然り、自分は音を振動として体感するのが好きなんだな~と思う。けれど一番好きなのは公園でする手持ち花火でロケット花火でインセンティオ!!! とか言いながらするハリポタバトルです。と思っても東京で花火が許可されている公園はほとんどなくて、許可されているところに行けば手持ち花火を楽しむには芋洗い状態らしい。ロケット花火を人に向けるという不道徳的なことをしながらアウトローにはなりたくないという歪んだ正義である。大学デビューを果たした高校の同期がインスタに手持ち花火をする写真をあげていたのですが、小さく小さく「花火禁止!」という立て看板が映っていて、風刺画みたいで面白かったです。
スプラトゥーンには3種類の陣営にわかれて競い合うフェスというものがあって、もうすぐそれが始まるのですが、そのお題が「人生で一番大事なのは?」で富と名声と愛の3つから選べたのですが、そんなの愛ですよ、そりゃあ、もちろん。富と名声はわかりやすく掴むことができますが、愛の掴みどころのなさに人は惹かれるのでしょうか。少し前の日記で愛について抽象的なことを書いたのですが、最近具体的な愛に触れる機会があったので、そのことを書こうと思います。
ありがたいことにちょくちょくご飯に誘ってくれる友だちがいて、東京に来てからその友だちとその人の彼氏さんと別の友だちなどの複数人でご飯を食べることがときたまあります。そして最近はその友だちと彼氏さんと三人でご飯に行ってきました。彼氏と会うのに自分がいて邪魔やないんかなと思ったりするのですが、本当に気にしている様子もなく10代、20代、40代という珍しい組み合わせで楽しんできました。
彼はさっぱりとしたというか少しドライというか話し方から感情があまり読み取れないというか、その起伏の少なさの波風の立たない感じが楽な人でとても好き。四人席のテーブルに自分の隣にその人の彼氏、向かいにその友だちが座っていたのですが、ふと彼氏と話すときのその人の目を見たら得も言われぬ優しさで満ちていて、あ~この人って好きな人を眺めるときこんな目をするんだな~と思いました。そこそこお酒も進んでいたのでその影響ももちろんあるでしょうが、酒が人の本性を暴くという言葉を信じるならば、なおさら素敵な話だと思います。少し垂れるというかとろんとするというかあやすような目というかあやされるような目というか、簡潔に言うと幸せそうな目をしていて、あー自分は好きな人を眺める人の目を見るのがすきなんだなーーーと知りました。
二人と別れたあとにVaundyのnaporiを聴いていました。この曲にとても好きな歌詞があって
当然こんな夜にはコーヒーがいいだろ
そんな僕の横でハイボールを1口
もうなんて言うんだろ
そう君見てると
酒入ってなくても
酔いが回るんだな
この歌詞が好きで、この前書いた日記では愛をジンジャーエールでも酔ってしまいそうなと喩えたのですが、あまり間違っていないような気がしています。
この文章は深夜に友だちと通話しながら書いているのですが、夜だからいいよねと肌色の画像を乗せる人の気持ちが何となくわかった気がします。朝読み返したら恥ずかしくなるんだろうなと思いつつ、読まれるときは朝も夜も関係ないのになと思いつつ、まぁ夜だからいいかと投げやりにアップしようと思っています。
そろそろみんなお開きムードなので自分も寝ます。
また書きます。
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