「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」が好きだ。
ローカル路線バス乗り継ぎの旅が好きだ。
太川陽介と蛭子能収、そして女性ゲストをマドンナに迎えて、3人で旅をする番組。
路線バスだけで移動し、スタートからゴールを目指す3泊4日の旅。
バスがなければ歩く。
その過酷さがとても面白い。
真夏は、灼熱の太陽の下汗だくで歩き、真冬は、猛吹雪の中歩く。
台風が来ようが土砂降りの雨だろうが、カッパを来てひたすら歩く。
ゴールにたどり着くことが目的なので、観光やグルメを味わうことはほぼなし。
時間があれば駆け足で観光。
とにかくバスがある限り、ひたすらバスに乗る。
その中で、リーダー太川さんと、ダメ人間蛭子さんのやり取りが本当に面白い。
旅の中にそれぞれの人間模様が見えるのがたまらなく面白くて、すっかりハマってしまった。
今はもう放送していないが、本編を録画し、再放送も録画し、DVDを購入して全編記憶するまで観た。
「AからBに行くバスはありますか?」
「ないです」
「ではCからはどこ行きのバスが出ていますか?」
など、目の前の困難に対して様々な角度からアプローチする術を、太川さんから学んだ。
バスを逃して、次のバス停まで走ってどうにか間に合って乗ったバスに5分しか乗らずにすぐ降りたり、あのバスに乗るべきだった…!と悔やんでいたら思わぬ方向へのバスで光が見えたり。
バスを待つより歩いた方が早いから歩こう、の判断が正しい時もあるし、逆に「あの時歩かないで正解」の時もある。
人生だな〜〜と思う。