あの日から1年〜アラフォーの身体その後〜
本日5月10日は昨年救急搬送されて胆のう摘出手術を行った日からちょうど1年だ。
知らない人のために簡単に時系列でまとめると
・10日0時頃にお腹から右の腰辺りに強烈な痛みを感じる、痛すぎて何度も嘔吐
・ファストドクターや7119に電話するも全く相手にされず(そんなに痛いなら救急車呼んだら?みたいな冷たい態度だった…)
・2時頃自ら119に電話し救急搬送される
・その日のうちに手術
・飼い猫が心配すぎて2日で退院
・13日には幕張3ステ
というトンデモな3日間を過ごしたという話。リンク先は長文だけどスピード感溢れるレポートになっているのでぜひ前後編ともに見て欲しい。
わたしがこの病気になった大きなきっかけは自己分析すると大きく2つ。「16時間ダイエット」の果ての「暴飲暴食」である。
2021年頃、半年間ほどめちゃめちゃ真剣に16時間ダイエットに取り組んでいた。1日1食、しかもその内容は「納豆、オクラ、葉物野菜、わかめ、たまご、その他野菜を意識したサラダ」。会社に行くときはちっさいちっさい弁当。そして家ではエアロバイク1時間。
これは結果的に大成功したのだけれど胆石症になるリスクがものすごく高いと術後に知った。痩せる=健康になる、は大間違いだったのだ。加えてその後に1年間しっかり暴飲暴食してリバウンドしているのでわたしはもう「胆石が作られるために16時間ダイエットしてた」くらいの2年間を送っていたようだ。とんだ人体実験。
救急車の中で1件めの病院に搬送を断られてるのに気づき「今すぐこの痛みを取れないなら殺してください…」と呟いたほど痛かったあの日。
この痛みを二度と経験しなくてよくなるのなら!と全く怖がる事なくスキップしたくらいウキウキで手術室に向かったあの日。(発作は3回目だった)
あんなに辛い思いをした日から1年経って生活習慣がどうなったかというと…
逆に悪化した。
元に戻ったのではない、逆に更に悪くなったのだ。
ご存知のとおり(?)わたしはクソアホ単純メンタルなので、「胆のうごと取っちゃったんだからもう石できないってことだもんね!じゃあもう何してもいいじゃん!ラッキー!」という気持ちで酒量が増えたのだ。余裕で増えた。
実際のところ、実は胆石症はお酒はあんまり原因とは関係がなくて「脂質」が大きな原因だったりするんだけど。まぁ酒飲んだら脂っこいもの食べたくなるのが大人でして…。
救急車を呼んだ日も1人で家でめちゃくちゃ飲んで食べた晩だった。今思い出してもちょっと痛くなるくらい(気持ちの問題)辛い思いをしたというのにわたしときたら…。
先日も書いたけどまさに矛盾。破滅行動。自傷と変わりない。違いない。
ちなみに、胆のう(臓器)ごと取ったのでそこに再発することは無いのだけれど、胆管に石ができる可能性はもちろんあるし、胆のうを取った分肝臓は以前より多少の負担増になっている事は間違いない。
一体この1年で体の内部がどうなったのか…それは次の健康診断で多少わかるだろう。楽しみだ。
残念ながらわたしは長生きしたいと思っておらず、寿命を延ばすために健康でいようという気はさらさらない。1ミリたりともない。ほんっっとうに、ない。
でもあの痛みはもう経験したくない…その狭間でずっとせめぎ合っている。
あほだ。わかっている。でも目先の幸せには勝てないのだ。人参をぶら下げられた馬のように。
もし、またあの痛みを迎える日が来たら心の中で「神様ごめんなさい!!」って叫ぶんだろうな。バカだなぁ。人間だなぁ。
さ、今日は金曜日。
しこたま酒飲んで肉食って寝よ。