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奪う人

いつの世にもいるけれど、

人が持っているものを欲しがる人っているのよね。

もう、大きく時代は変わっているというのに、隣の芝生は青く見えるようで、何でも奪っていこうとする人。何でも所有しようとする人。

私は最近、執着しなくなってきていて、
「あ、欲しいならどーぞー!あげますー!!」って感じ。
「そのかわり、全部持っていってくださいね!」って。
でも、不思議なもので、奪う人、欲しがる人は全部は持って行かない。
その人にとって、魅力的なところだけを欲しがるのです。
そして、
「あ、こんなはずじゃなかった」と思えば、また、ポイって捨てる。
たぶん、自分が欲しいと思うところしか見えていない。
予測ができていないというか。

フジテレビの一件を見ていてもわかると思うけど、大手の企業でも嘘はバレるし、ネガティブブーメランは180度向きを変えて自分に向かってくるし、もう、本当に正直に生きて行かないといけない時代です。

調子が良い時だけ寄ってきて、美味しいところだけ持っていって、ポイって捨てると、同じことがそのまま自分に跳ね返ります。
テレビの騒動を見ていてもわかるよね。

自分の頭で考えて判断していかないと、こんなはずじゃなかったのに!!って後悔する。
自分で決めたことは自分で反省出来るけど、自分で決めないで批判の矛先を他人に向けるのは頂けない。

時代が大きく変わっていると言っていいのかわからないけれど、住む世界や見えている景色が家族であっても違うというのは心得ておくべきなんだろうと思う。

同じ景色を見ていても、
「白が真っ白に見える」
「白がくすんで見える」
「白に見えない、違う色に見える」
なんてことが当たり前になってくる。

それを否定しても始まらない。
だから、
「あ、あなたはこういうふうに見えるのね」と言って尊重する。
でも、私はこう見えているという意識は持っておく。

今までは誰かが「白」と言ったら容赦なく白かったけれど、これからは違う見え方をする人がいることをわかってあげることも必要だと思う。

あ、これって、💉接種のときと似ている。
💉を打ってみんなで集団免疫を作ろうという派に我先にと会場へ向かう人と
💉のことを懐疑的に思って調べまくる人。
両者に見えている景色は違う。
それは今でもそう。

つまりは、もう、正解なんてものは無くて、全て自分の見え方、考え方が全てなのですよ。




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