ファッションやってるCGチームです!
はじめに
オムニスCGチームのリード、牛山です。
オムニスはファッション産業のためのDX企業です。
今回はその中でのCGチームの事を書いていきます。途中CG用語がいっぱい出てきますが、よろしくお願いします。
アパレルCGって何?
3DCGというと、ピクサーのアニメーションや映画のVFXを思い浮かべる人が多いかと思いますが…。
製造用途のCGでは、シミュレーション(計算処理)による布や衣服を再現する技術が、ここ数年急速に発展しています。
それにより、建築パース画のように、ファッションにおいても、実物を作る前にデジタル上でビジュアルを確認する、試行錯誤する、承認を得る、という事が可能になりつつあります。
オムニスCGチームは、3DCGが今後のファッション産業で大きな役割を果たすと考え設立されました。
CGチーム設立
2019年設立。初期メンバーは3名(2名がCG出身、1名がファッション出身)まずはパソコン買うところからスタート。
ファイル共有などの環境構築や、CLOやBlenderなどを組み合わせたワークフローの検証をしました。
すぐにお金になる仕事を…というわけではなく、社内でプロジェクトを回しながら可能性を模索していました。
プロジェクトを行なう事で、技術検証や役割分担といった仕事をする体制が出来てきます。
そして2020年からはCG案件を受注できるようになり、現在CGチームは8名(Biz1名、CGデザイナー5名、エンジニア2名)に拡大しています。
プロジェクトと実績
2019年、CGチーム結成当初の最大の社内プロジェクトはデジタルヒューマンでした。
当時、バーチャルインフルエンサーというCGで作られた人間そっくりなモデルが台頭していました。
「とりあえず自分たちでどれだけ作れるか試してみよう」と始めたプロジェクトです。
2020年からは、CGを使ったカスタマイズサービスに取り組んでいます。
こちらは数百パターンの生地素材を組み合わせて自分だけのオリジナルシャツをつくるサービスです。
下記にURLもありますので、良かったら覗いてみて頂ければと思います。
出典:Original Stitch
各プロジェクトに関しては触りだけ…。具体的な話はまた追々します。
今後も、ファッションとCGの関係やCGチームの作業環境など色々お話していきたいと思うので、オムニスCGチームをよろしくお願いします!