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新卒採用の内定者インターンシップをしたら、これから必要になりそうな3つの考え方を学んだよ。

こんにちは!あこです。

2日前に無事に新卒として入社し、社会人3日目になります🍋

内定承諾後の約10ヶ月間、人事職(新卒採用関連)の内定者インターンシップをしていました。そこで得た私→会社への気付きについては、すでにコーポレートブログで執筆させていただいたのですが、今回はそこでは書ききれなかった私→私への気付きをまとめてみます。

私のnoteはTwitterの投稿では書ききれない個人的な思いをぶちまける用で自分のために使っているものではありますが、内定者期間は別のことに注力していた社会人1年目の仲間たちをはじめ、これから内定者インターンシップや長期インターンシップに挑戦する方に、私の経験から何かしらの価値を提供できればと思い、noteに記します。「あ〜そういう考えもあるんだな」程度に見ていただければ幸いです。

私とインターンシップの基本情報

私について:都内女子大学出身/今まで長期インターンシップ経験一切なし(インターンという名のベビーシッターはしていましたが笑)/営業職内定者

インターンシップ概要:IT系上場ベンチャー企業/内定者インターンシップは初の試み/在宅勤務メイン、たまに週1出社/インターンシップ勤務日、時間帯は自分で管理

業務内容は、新卒採用関連業務中心で、新卒採用のスカウトや面談、22卒向けサマーインターンシップの企画・運営などを、週18~20時間程度稼働して行っていました。他にも別のアルバイトや大学のオンライン授業が週3~4であったので、充てられる時間の中でフルコミットしていくことが求められていました。


これから働く上で必要だと思った考え方

では早速、内定者インターンシップをやり切って気付いた、これから働く上で必要となるであろう考え方(=長期インターンシップをする上で役立った考え方)を3つご紹介します。

ー①存在意義=「どこまで意味のあるアウトプットを生み出せるか」

これは社内の教科書的な位置付けにある『イシューからはじめよ』(安宅和人,2010)からの引用になります。

大学生の長期インターンシップって、時給制が多いと思います。(完全歩合制の企業さんもあるみたいですが)私も実際に時給制でした。そうすると、たまに人から言われることが、

「在宅で時給制ならサボってもバレないし、ラッキーじゃん」

というものでした。この考え方は「存在意義=お金をもらうこと」、同書の言葉を借りるとするとまさにレイバラー(労働者)の思想から来るものです。存在意義がお金をもらうことであれば、このように時間ベースで“働く自分”を解釈していきますが、正直そのために大学生期間の多くの時間を費やしてしまうことはすごくもったいないと思います。

とても魅力的な採用担当がすでにいる内定先で、「私」が採用業務をやる意味・存在価値って一体なんだろう。

私の存在意義・このインターンシップに取り組む理由は「お金をもらうため」じゃない。「自身の成長を促し、その過程や結果で会社に貢献する」ことだと考えました。実際そこには、生産性や変化など色々な要素が絡み合ってくるのですが、それはぜひ本をお読みください。笑

この考え方のもと働いていたことで、自分のモチベーション維持にも繋がりましたし、社会人になってもこの考え方を意識することによって、自然と業務の可動域が広がるような気がしています。


ー②自他ともに期待値をコントロールする

これはインターン生として働く中で学んだことです。もちろん、自尊心を損なうような〈無関心〉という意味ではありません。健全な期待感をお互いに持ちつつ、それを負の意味のプレッシャーとして与えないようにコントロールすることの重要性についてお話しします。

 ー実践していた期待値コントロールの方法ー

【私→他者への期待】相手のキャパやスキルを想像する

【他者→私への期待】現状や方向性を随時共有していく

まず、期待される側のメリットとしては、過剰な期待(負のプレッシャー)を与えられないので、生き生きと行動しやすいことではないでしょうか。「期待に応える」ことが目的になってしまうと、そこに付随するヒトやモノを手段としてしか見れなくなります。そうなると生み出せるはずの価値を知らぬ間に失ってしまう可能性があるので、その点において最大のメリットを発揮すると考えています。

次に、期待する側のメリットです。これはずばり期待値をコントロールしていくことによって、自分の計画や心情が他者の行動や成果に影響されにくくなります。そして、この内容はメンターさんから「依頼はするけど、期待はしすぎない」とアドバイスをいただいたものでもあります。冒頭にも記した通り、一切の無関心というような極論的な意味ではなく、むしろ、常に期待すべき相手の行動や成果を予測し続ける必要があります。


ー③まずは「ゴール設定」をする

今だからこそ言えますが、サマーインターンシップ企画は一番苦戦しました。笑 今まで「学生視点」でしか受けてこなかったものを「企業目線」で企画することは、想像以上に難しかったです。結果としては、その「学生視点」を最大限に生かした、圧倒的に学生に寄り添えるコンテンツを行うことができました。

企画時期には、社内外含めて10名以上の方々に、このインターンシップ企画のご相談のためにお時間を作っていただいたのですが、「どんな方法でやるか」よりも「どんな影響を与えたいのか(=コンセプト設定)」を先に具体化すべきと教わりました。そうすることで、「インターンシップを実施すること」ではなく、「〇〇を参加者に学び取ってもらうこと」が目的になるため、訴求点も明確になります。結果的に「どのような方法で」「どのような内容を」実施すべきかが自ずと見えてきました。(「自ずと」はちょっとカッコよく言い過ぎたけど、かなり考えやすくなった)


内定者インターンシップを終えて、思うこと

こんな感じにまとめてみました。ここまで読んでくれた方、本当にありがとうございます。そんなの当たり前でしょ!と思われた、すでにこれらを習得済みの素晴らしい方々もいらっしゃるかもしれません。でも、どれも、

私にとっては内定者インターンシップをやってみなきゃ学べなかったこと

なのです。だからこそ、私個人視点では本当にインターンシップをやって良かったなぁと思っています。受け入れてくれた内定先の社員の皆さん、いつもサポートしてくれた周囲の皆さん、本当にありがとうございました。

今は新卒採用業務からは卒業して、新入社員研修に取り組んでいます。この10ヶ月で学んだことは、部署や職種にとらわれず応用していける基礎部分になると思うので、目指すべき未来のために目の前のことをこなしていきたいです🤍🕊🌿

おーしーまいっ!








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