改めて『環境を変える大切さ』について考えさせられたこと
今日は最近改めて感じている「環境を変えることの大切さ」について書きたいと思います。
「環境を変える大切さ」世の中の定説としては、よく聞く話だと思います。
広い意味では、私自身も大事なことだと理解していましたが、
一方で自分次第で毎日小さな挑戦、好奇心を持つ工夫をしていれば、
環境は変えなくても自分を変えようとすることはできるのでは?という思いもありました。
米国に来てまだ半年そこらですが、場所を物理的に変えてから、目にみえるように効果を感じています。
具体的には以下のような効果です。
・視野と柔軟性が広がる
まあそうだよねとツッコミがありそうですが、付き合う人、所属組織が変われば物事が相対的に考えられるようになります。
前の職場、組織、住居の良かったこと、イマイチだったことを、
新しい場所での時間が自然と気づかせてくれます。
皆さんは、今いる組織に人生のどれくらい時間を費やしてきましたか?
僕がここで強調したいのは、
自分が気がつかないうちに、思考習慣、物事の進め方、コミュニケーションの取り方など、想像以上に所属組織、あるいは住んでいる場所に染まっているということでした。
どこの組織にもルールは存在し、一定の従順さは必要ですが、
長くいすぎると、結局自分の価値形成が完成されてしまい、考え方の柔軟性を取り戻すことが難しくなる。
これが僕が感じた最も大きな問題でした。その結果、付き合う人も似たような人が増えると思います。なぜならそれが安心するからです。
・構造上、やらないといけない状況が発生する
僕は、こちらにきて思いのほか英語が話せないことに気がつきました。
日常会話は問題なくできても、仕事をしていると「正しい場面で正しい言葉を全く選択できていないこと」に気がつきました。
おそらく日本にいたら、ある程度支障ない範囲で海外の人とも仕事ができているから大丈夫だろうというレベルで落ち着いていたと思いますが、
95%がネイティブの今の環境では、そうもいきません。
置かれた環境に適応するため、人間本来の適応能力が作動するのだなと思いました。考え方のみならず、自然と自分のスキルも裾野も広げてくれるので、
環境は変えることは大事だと思いました。
ちなみに英語の勉強は、Google keepを使うのが効果的だなと感じています。(またこちらも別の記事で書きます)
・ストレスが減る
1つ目の理由とリンクしますが、多くの時間を同じ場所や人と過ごしていると、
いつの間にか「これが当たり前」という感覚を作ってしまいます。
このいつの間にかの思考の凝り固まりは、じわじわ自分の毛穴から浸透していってしまうため、あまり意識的に気づくことができないんです。
その結果、自分の物差しが絶対的なものになり過ぎてしまい、
ちょっとしたズレ・違和感に過敏に反応してしまいやすくなります。
こうじゃなきゃいけないという感情は、ストレスを作りやすい状態なのは明確だと思います。
だからこそ、環境を変え、考え方・価値観が凝り固まる前にほぐしてあげることで、ストレスを感じやすい体質になるのを防げると思います。
いかがだったでしょうか?
僕としては「環境を変えることは大切さ」という一般概念を少し自分なりの言葉で落とし込めた気がしました。
ベースになっているのは自分の感情に気づくことだと思うので、これからも日々の心の機微に向き合っていきたいと思います。
本日も最後までありがとうございました。
See you next article! またね!
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