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お粥めっちゃうまい

もし僕が時の人となりインタビューを受けたなら、シロツグ・ラーダット宜しく「まあ、健康には気を使ってますね」などと答えるのだろうか。

僕は粥が好物で、ほとんど毎日食べている。早くて簡単、そして美味い。これまた好物の梅干や八丁味噌といっしょに味わえばこの上ない。なになに、どうやら“健康”にも良いらしい。

食べたいものを食べて、水をたくさん飲んでしっかり眠る。これで心身健全、丈夫でいられると信じている。みんなだって同じだろうと思っていたけれど、どうやらそんなに単純ではないらしく、だからこそ健康食とかダイエットだとか、そういう概念が生まれる。僕は自分の体と両親に大きく感謝するべきなのだろう。

僕はいつだって食べたいものを食べる。いやもちろん経済的な制約は大いにあるのだけれど、ハンバーグと大ライスを食べたいがしかしここは体脂肪増加を懸念して控えようではないか、といった考えは決して持たない。

食べたいものを食べた結果、不健康に至る。稀なその機会に、僕はそれを、体のセンサーがブッ壊れている所為にする。不健康に傾く食物を欲する体なんてポンコツだ。センサーを直すために、物事の捉え方や街の歩き方、飲む酒を変える。そうして生活を調整して、食べたいものを食べてりゃ丈夫なお気楽身体を取り戻す。というのが僕の“健康法”だ。

当然ながら、個別の科学というものが存在していて、これはとにかくユニークだ。だから、僕のやり方は僕にしか通用しないのかもしれない。 だけどしかし、何でもかんでも原因を外に与えるのではなく、己の心身に拠りどころを求めて精進する、というのもそんなに悪いことではないだろう。

インスタントなインチキはダメ。対症療法ほどほどに。健康っていうのは、いつでも、手に入れられる下らないものになってしまうのでしょうか。いやいやそんなはずはない。

あ、そういえば9月から、『王立宇宙軍 オネアミスの翼』を紹介する展覧会が開催されるらしい。

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