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田畑始まる 2022年5月 

5月は連休から始める。それは宿屋にとっても繁忙期の一つであります。前半は満室御礼でしたが、後半は空き状態。まだまだこんな感じです。

そしてこの時期、重たい冬布団から徐々に軽めの春布団へと変化する季節。変化の途中では肌寒い朝晩も来るので毛布はいつでも使える状態にしておく。5月と言えどもまだ寒いのが信州暮らし。

露地栽培、つまり畑へ直接育てる事だが、この地域では連休終わってようやく畑に出ることができる。しかし、ここで焦りは禁物。

畑に出た幼い苗は保温と風除けが重要。特に今年の5月は地温が低かった。「オソジモオソジモ..」と呪いの言葉が飛び交う時期。

田舎暮らし6年目にして、今年から自分で田んぼを一枚借りました。

そして初めての苗作り。発芽は成功したが途中でねずみやら鳥やらに襲われたので、合計4回も苗を伏せ込んだ。おかげで1年で4回も同じ作業をしたせいか少しコツが掴めました。

田んぼの準備まずやることは春おこし。水を入れる前に良く耕す。次に水を入れてみるとしっかり水が貯まること確認できた。初心者にはやりやすい良い田んぼ貸してくれたことに感謝です。

ここから代掻き(しろかき)といって水を入れた状態で整地しながら攪拌、耕運を何度か繰り返す。
なにが充分なのか分からないが、過去にセミナーで習った教えに沿って田んぼの準備完了。
5月中に田植えの予定だったが、育苗の失敗もあり6月へ以降。周囲も遅れている方が多かったがこれは地温低く苗が思うように育たないせいだった。


畑では、麦が順調に成長、そろそろスズメの集団が襲って来るころ。隣では大豆を撒く準備を始める。米、麦、豆の主要作物を同時進行となる農繁期突入の5月である。

おみやどでは味噌と醤油の原材料から作っているので米、麦、豆は1番大事に育てたい作物です。

鶏小屋計画の最終段階
実際に安曇野「ニワトリヤ」さんへ見学に行く。実際に飼育されている方から直接聞く内容はYoutubeやネット情報を何時間観るよりも早くて正確である。

5月の終わり庭でBBQ希望の宿泊が入る。夜はまだ少し寒いがこうやって夜に外で食事ができることをしみじみと肉を見つめながら思う。


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