東信州10市町村に「移住相談行ってきました」レポート
はじめに
2016年横浜市から小諸市へ移住。2017年東御市の古民家に移住した頃から東御市の移住定住アドバイザーを受嘱。2018年7月民泊おみやどを開業。泊まれる移住相談の場所として年間約50組(2019年)の相談実績を持っています。
なぜこのようなことを始めたのか。
移住相談を受け始めた時、最初は自らの体験談を語るくらいの事だったのですが、住み慣れるとともに生活の話や近隣の事も語れるようになりました。そして2018年7月より民泊業を始めた頃には宿泊を兼ねた移住相談も自然と増えてきました。そして2020年4月、このコロナ禍において長野県信州暮らしサポーターを受嘱。
2017年からコミサイ(信州古民家再生プロジェクト)という任意団体を立ち上げ、古民家をフックに東信州エリアのリノベーション現場や地域散策を続けて3年間で50回ものイベントを開催しました。各地域の状況や景色をこの目でこの耳で吸収してきた実績を持ちます。
とはいえ、この東信州エリアは広大で知らない事もまだまだ多い。ならばこの機会に各自治体の行政窓口へ移住相談のツアーに出かけてみよう。がきっかけでした。
思えばいつも動機は単純で、この目この耳で見て知って何より行動する事が確かなことです。
今回ご協力頂いた自治体様
上田市・青木村・長和町・東御市・立科町・小諸市・御代田町・佐久市・佐久穂町・小海町
各自治体窓口で質問させていただいた10の質問内容はこちら
Q1. 移住相談を受ける体勢人数は?オンライン相談は可能?現地案内は可能?
Q2. 最近の移住者の傾向
Q3. 人気エリア 担当者のお気に入りの場所は?
Q4. 強み、アピールポイントは?
Q5.【住まい】空き家状況、住宅物件の紹介方法。
Q6.【仕事】仕事の紹介、起業支援、テレワークの準備状況など
Q7.【子育て】支援や教育機関の数(給食についても質問)
Q8.【医療】高齢社会に向けての支援サポート
Q9.【農】就農支援、市民菜園、有機無農薬などへの取り組み
Q10. 移住者に向けて足りていないと感じる面は?
これに加えて、地域おこし協力隊の人数、規模の大きな企業名、民間連携について、またこれからできる注目のスポットやお店などを質問させていただきました。
【各市町村の結果内容は内部資料のため非公開とします】2020.10.01現在
東信州エリアの移住ポイント
10市町村をここでは東信州エリアと呼ばさせていただきます。
(南相木村、北相木村、川上村、南牧村は第二弾で検討中)
まず当エリアの中心となるのは、人口が多く新幹線の駅を抱える上田市と佐久市。どちらかの街の中心地に行けばほとんどの買い物は済みます。
その中心地ではマンションや賃貸アパートがあるので今までの都会暮らしのほぼ近いくらいの感覚で地方移住ができる。
このふたつの街の中心地から円環に外に向かって行けば『ほどよく田舎暮らし』が実感できる土地が多い。さらに行けば行くほど山の中で静かにポツンとした生活を選択する事ができます。
当エリアは千曲川に沿って地域が形成されており、少雨で晴天率の高さは日本トップレベルであり積雪量も多くない。雪の多いイメージのある長野県であるが、都会からの移住者にとって雪かき、屋根の雪降ろしがない信州暮らしが大きなメリットです。
もちろん標高の高い地域はそれなりの雪は降ります。車で少し走れば2000m級のスキー場まで一気に上がれます。
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