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誕生日だった

先日誕生日を迎えた。
年々特別感はなくなり、あれ?何歳だったっけ?ってなりがちになってる。
6〜8くらいってあいまいになる気がする。

誕生日が近づくとおばあちゃんからお祝いが届く。
母が一昨年前から入院したことを機に、去年からお手紙もつくようになった。
生まれたてのときはお風呂で片手で支えれたくらいだったのにね、と書かれていた。
生まれたての頃を振り返られるのはおばあちゃんだけなんだな。

今日は職場の方とランチに行き、商店街の昆布屋さんに寄った。店はお出汁の匂いがして、家に帰ったらこんな匂いしたら良いですね、と言った。
母が入院して以来帰ったらご飯の匂いがすることがなくなったな。


仕方ないな、て時と、何だか受け入れきれない時がある。

10代の頃考えてた自分とはずいぶん違うよなって誕生日付近は考えがちになる。

「自炊者になる26週間」という本の「煮る」というところを読んで、お出汁の料理が作りたくなり、今日は煮浸しを作った。

程よく塩加減でおいしかった。

おばあちゃんからの手紙には、良いこともありますよ、と締めくくられていた。
良いことを拾いながら過ごしていきたい。

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