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カンブリア宮殿「食品スーパー売上No.1のライフ」を観て
京都に住んでいると、どうしても近所のフレスコに買い物に行くことが多い。でも、周りにライフ好きがたくさんいて、確かに行ってみると食品が美味しそうだし、美味しいし、種類が豊富。
現在の社長の岩崎高治氏。商社から出向して清水氏に乞われ現社長。食品業界の業種は川の流れに例えられ、川上(原材料)、川中(卸、問屋)、川下(スーパー、外食)に分類されるようだ。ライフで働くまでに川上、川中をやっていて、川下もできることで一気通貫で物事を分かるようになるから面白そうだと考えたと述べていた。
一研究所の一研究室を運営していると、今やっている基礎研究が社会にどのようにして還元されるかという意識はするものの、開発研究をしたことはないため、ちゃんとしたイメージができているとはいえない。
ある業種で一気通貫で仕事をしたことのある経験は強いなと感じた。
購買データを独自の9種類に分類して店舗ごとの品ぞろえを変えているようだ。そして、トップダウン型から現場主義への転換を行ってきた。
他責はなし。自分で責任を取る社内文化の浸透。
社内文化は変えられるが、油断すると元に戻る。
他社を意識するのではなく、自社の独自性を特化していく。
信頼を高めて、ファンを増やしてきたライフ。
研究活動にも通ずる点がたくさんあった。
創業者の清水信次氏は戦後GHQと直接交渉して食品の卸をしていたらしい。世界全体の動きを死ぬ直前まで勉強していた。だからこそこういうことが起きるだろうと考えられる先見性がある。研究者としても強く憧れる人物だった。