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社員紹介(CCD職)

みなさんこんにちは。入社1年目、「技術革新推進室」のK.M.です。
部署名は今月から「技術課」より改称されました!
今日は同じ部署の先輩であり「技術革新推進室」の室長に昇進されたY.K.さんにCCD職についていろいろ語っていただこうと思います。

Y.K.さんはいつもクールだけど寡黙ゆえに不思議なオーラをまとう方ですが、恐る恐るインタビューを申し込むと優しく答えてくれました!!
(K.M.も人から「不思議な子」とか言われてるらしいので各所からブーメラン飛んできそうですが…)


あの、休日は何をしているんですか…?

車あらう、パン屋さんに行く、レザークラフト、レジンクラフト、DIYとか。買い物も行くけど、服とか雑貨は人と被りたくないですね。奈良と京都は味のタイプごとにおいしいパン屋を把握してます。あとはデザインにも興味あって3Dプリンターとか買いました。ベッドのすのこを自分で設計して、現物を友達に作ってもらったりもしましたね。

ハリネズミのつららちゃんとコーンスネークのあくびというペットと同居しているみたいです!
DIYでベッドのすのこを作った時の写真をいただきました!

普段はどんな仕事をしていますか?

暗黙知や経験知を形式知にする仕事ですね。医薬品の製造現場でも製造条件や手順、完成品の規格はちゃんと決まっているのですが、それでも最後の最後は「なぜかわからないけど大体こうすればこうなるよね」というベテランの製造担当者の勘と経験に頼っている部分があって、それを見える化したい。それを実現させるためにIoTやAIを使ったり、製造データを取ってくる仕組みを作ったりしています。その製造データも、製造記録の数字には出てこない、数字の背後にあるデータというのもあって、これを取得することも考えたいですね。

あと機械を導入することや、今進んでいる新工場のプロジェクトで工場の設計にも携わっています。

1日のスケジュールについて教えて下さい!

 決まったルーティンはないです。新工場建設プロジェクトに関する書類作成で1日終わることもあります。今度の金曜なんて午前中に健康診断受けて帰りますよ。(笑)

入社したきっかけを教えてください!

 もともとは医薬系に進みたいと思っていました。おじいちゃんが糖尿病でインスリン注射をしていたんだけどそれが痛そうに見えたから、「生活の中で病気と共存する」、そんなものはないかな、と思っていたんです。

大学時代の下宿先の近くに漢方薬局があって、月に1回イベントがあったのですが、そのなかで日々の生活に根づくようなもので病気をやさしく治すものとして漢方があるんだなと思いました。漢方は病気の原因だけでなくその体全体から治していくし、漢方薬は生薬とか自然界に存在するものからつくられているので。

大きい会社に入ると会社の歯車になりそうだったから、選考を受けた会社の中でもある程度やりたいことができそうな規模だった大峰堂に入りました。

うれしかったこと、達成感を感じたことを教えてください!

製造現場で使う機械を導入したことですね。
その機械を導入したことで生産にかかる時間が短くなって現場担当者に喜んでもらえたことはうれしかったです。あとはバリデーション。製薬会社の製造現場はただ新しく機械を入れるだけではダメで、その機械で製造された医薬品がすべて問題ないということを保証しないといけません。それを高いレベルで、かつ厳密にやったことがある人が社内にいなかったので、自分が何も知らないところからやり遂げたんだけど、そのときはすごく達成感を感じましたね。社外にもそのバリデーションの厳密さを評価してもらえました。

今後の目標について教えてください!

やり方がわからないことを確立させる。生産分野でよりレベルの高い手法を確立させることが目標ですね。

0から1を創造するのが研究開発、1を100にするのが製造、100を100であることを確かめるのが品質部門とすると、CCDの仕事は100を120にするように上限を引き上げることだと思います。

例えば、「使う機械は同じなんだけど方法を変えることで生産量が上がった」という事例ですね。また品質面だと、医薬品の直接包装容器には気密性を担保しておく必要があるんですよ。しかも水の中に対象物を沈めて減圧環境で●分耐えきったら合格!みたいな試験の官能性がわかりにくく感じたことがありました。そこで空気減圧試験機を導入することで、基準の数値に対して対象物の検査値がこうであるから適である、不適になったから製造機器の調整が必要であるという、論理的な品質の担保とその後の行動の論理性を生み出すことが出来ました。このような事例は自分にとって100点→120点なんじゃないかと思っています。

就活生に一言

就活は人生のゴールでなく、やり方にこだわらず自分が納得するまで就活したほうがいいです。

あとがき

いかがでしたでしょうか。
今までの社員とは違って概念的な話がメインでしたが、話に深みがあってより本質に迫るようなおもしろいお話が聞けたと感じています。
それにしてもプライベートは変わってましたね。特に3Dプリンターとかそれをやろうと思うのがすごいと思いました。 

最後まで読んでくださりありがとうございました!
次回の社員紹介もお楽しみに!


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