今日も今日とて、運貯金。〜ちょっと早いけどメリークリスマス〜
待人 来ず
2022年のおみくじに、もう少しオブラートへの包み方を教えてあげたくなるようなそんな書き方だった。
大丈夫。「来ず」ってそこまで言い切られたら、心の準備はもう出来た。
待人、ならぬ、待食べ物も来ないことがよくある。わたしがオーダーするものは、どこへも届かず空の彼方へ消えてゆく…今年もそんな1年になるんだろう。
同行者が食べ終わってもまだ届かないないことは日常茶飯事で、それがランチタイムであれば時間がなくなってしまうのでキャンセルし、というかそもそもオーダーが通ってないのでキャンセルも何もということなんだけれど。
そんなことが、日常で起こりやすい体質なので、サンタさんからの返信が来ないことはなんとも思っていなくて。
いつものことか…と、痛くも痒くもなかった。
と言うのは、ちょっぴりウソ。
なんでわたしだけ届かないの、って思っていた。痛いよ、痒いよ、あぁ、もどかしいよ。
友達には来たのに、やっぱりわたしには来なかったサンタさんからの手紙。
年末の忙しい時期にボランティアでやっていてくれる方々を責めることは出来ない。世界中から、一体何通の手紙が届いたのだろう。
次回に期待しようと、今期はもう諦めていた。
次のクリスマスには、誰よりも早く送って、手紙が迷子になる隙すら与えない計画を立てていた。
そんなことを考えていた時に、ポストに突然クリスマスのイラストが描かれた封筒が届いていた。一瞬でわかった。
「サンタさんからだ!!!」
慌てて封筒の口を開けたので、危うく手紙まで一緒にカットしてしまうところだった。
あぶない、ギリセーフ。
世間はバレンタイン。とは言え、クリスマスまであと10ヶ月だから。ちょっと早いけどそれでいいのだ。
今、心から言える。
メリークリスマス、わたし。
手紙の内容を日本語で書いた友達と、英語で書いたわたし。
どちらも、日本語の手紙だったことだけがちょっと心残りだけれど😂
また来年書いてみよう。
英語で書くと、英語のお返事が来ると言うウワサ。
空の彼方へ消えていったオーダーを、きっと時差ありでキャッチしてくれた神様がいて
神様「オーダーです。運貯金ワン入ります!」
天使「かしこまりました!運貯金ワンです!」
なんて、そんなやり取りがあったのかもしれない。
少しでも気になってくれた方がいれば、ネタバレになるので写真はほんの少しちら見せ程度で。
よい子のきみへ、と言う書き出しがうれしい。
こんか素敵な体験が待っているので、よかったら今年のクリスマスにぜひお試しを…。
終われなかったクリスマスを終えることができて、むしろみんなより少し早めに始まったような。今、そんな気持ちの方が大きい。
「来ず!!!」と言われても、信じるものは救われるから、待ってみれば意外と来たりする。
そうそう!わたしのiPhoneは、「メリークリスマステ」と変換するブームは終わったらしい。
遠く離れたカナダへ、感謝の気持ちを飛ばす。
遅く来たサンタさんに、普通に届くよりもっとうれしい気持ちも一緒に運んでもらえたわたしはなんてラッキーガール。
今日も今日とて、運貯金。
運を貯めて貯めて貯めまくって、いつかでっかい何かの時に貯金をおろすわたしの物語。