毎年健診受けてたのに癌になった。
私と癌の自己紹介はこちらから↓
定期健診で「要再検査」通知を受け取ったあと、
手術までに3つの病院をはしごした
私の癌告知までの出来事。
定期健診の結果
私の健康診断はいつも11月~年明け。
いつも通り健康診断+オプションで
婦人科健診+乳がん検診を受けた。
検査して1カ月くらい経った12月半ば、
いつも通り結果が自宅に届いた。
なんか封筒分厚いな~やだなやだな~。
毎年婦人科健診は受けていたし、
この時点では「軽度異形成」とかかな…。
と思いながら開封。
婦人科健診の結果
「ASC-H」
ほーん、見たことない結果やん。ググる。
「高度扁平上皮内病変疑いあり」
ほーん…、うんうん…うん?なんかやばそう。
「これは何かしらの手術が必要かも…?
でも去年異常無しやったし…
でもでも一応入院とかを考えておこう」
と2次検査の予約をとった。
ここから私の病院はしご旅が始まる。
1つ目の病院 (おじいと、コルポと、紹介状と)
年始なかなか予約が取れず、2024年2月初旬。
2次検査で予約した病院は、初めて行く総合病院。
おじいちゃん先生に
コルポスコピー検査(以下、コルポ)をしてもらう。
診てもらった時点で「癌にはなってないね、
高度異形成だろうね。手術は必要だろうけど、
詳しくは検査結果出てからね~」と言われ
「毎年検査受けてたのに急に高度異形成?
癌になる前で良かったけども」と、
疑問に思いつつちょっと安心。
3週間後に検査結果を聞きに受診。
「うん、やっぱり高度異形成!
円錐切除になるけど、うちは電気メスがないから
他の病院で手術した方がいいよ!紹介状書いたろ!」
との事。入院設備も整った、
そこそこ大きな総合病院だったので、
内心は「ここで手術できんのかい」だった。
が、仕方ない。
おじいに「毎年検査受けてたんだが」
という疑問をぶつけてみたら「細胞の取り方とか取る箇所で結果変わったりするんよね~」とのこと。
それはようするに「ガチャ」てことかい?と
モヤっとしたけど、誰にもぶつけられない。
おじいは悪くない。
ガチャだとしても、
定期健診を受けてなければ見つけられなかった。
だから今までの検査が意味がなかったとは思わない。
ただ、定期健診をうける病院は
きちんと選んだ方が良かったとは思う。
みんな!定期健診は受けようね!約束!
1つ目の病院を「入院施設が綺麗」
という理由で選んだ反省を活かし、
次の病院はしっかりリサーチして
紹介状を出してもらった。
今度はなかなか大きな総合病院。
2つ目の病院(1人目の恩人、鶴の一声)
ショートヘアーのサバサバした感じの女医さん。
このお方が潜んでいた癌を見つけてくれる
1人目の恩人。1つ目の病院でもらった検査結果に目を通してもらい「うちでも内診とコルポスコピー検査をします」と言われ診察台へ。
まずは内診とエコー。
めっちゃくちゃ詳しく診てくれる!!すんごい!
こんなの初めて!!!!!
お尻の方からも触診してくれて「子宮筋腫があるね、
あとエコーでみたらちょっとだけ卵巣が腫れてる
卵巣の腫れは生理周期の関係かもしれないね」
との結果。
そしてコルポ。おじいちゃん先生の見立て同様
「見た感じは癌にはなってなさそうだけど、
詳しくは検査結果を待ちましょう。
2週間後に来てください」とのこと。
2週間後。結果は「高度異形成」。
前の病院で受けた説明同様「円錐切除」が必要。
先生から「高度異形成だと通常はしないんだけど、
子宮筋腫もあるし、前回卵巣の腫れもあったから
念の為MRI取りましょう。今後の妊娠に向けて
全部しっかり調べようか」と、提案してもらった。
これが鶴の一声だった。
MRIの予約を取ってその日は帰宅。
後日MRIを撮影して、
その1週間後に結果を聞きに行くと…
なんだか神妙な面持ちの先生。嫌な予感。
検査結果、
婦人科健診やコルポで細胞を取った所の少し奥に白い影。
「もう一度検査しましょう。
奥の方、ちょっと大きめに細胞取るね」
という事で診察台へ。
これは痛かった。痛かったし長かった。
でも、めちゃくちゃ詳しく診てくれた。
診察を終えて「検査結果はまた1週間後ね」と言われた。
この時点でもう4月末。
検査⇒結果待ち⇒結果⇒検査⇒結果待ち⇒結果…
の繰り返しでだいぶ疲弊。
結果待ちの期間が一番しんどい。
今回の件で、初めて泣いた。
検査が終わって、会計をしたあと
病院のトイレでめっちゃ泣いた。
「癌かもしれない」と思ったら
涙が止まらなかった。
癌の告知(受付でネタばれ)
再検査の結果発表は主人も一緒に来てもらい、
朝イチから病院へ。
婦人科の受付で名前を伝えると
「はっ…おみみさんですね…(; ・`д・´)」と
明らかに焦った&悲しげな感じ。
顔でネタばれしてるやん、
絶対結果良くなかったやん。
主人に「受付の人、名前伝えたら明らかに悲しげだったから、結果良くなさそう」とか話していたら診察室に呼ばれた。
先生の後ろに今までいなかった
謎スタッフが2~3人。
予想は的中し「前回の検査結果、癌でした」と告知。
実感が沸かず、ここでは涙はでなかった。
主人は先生の説明を真剣に聞いてくれていた。
再度、内診・エコーで癌のサイズや位置を確認。
先生がCTの予約を緊急でねじ込んでくれて、
その日のうちに転移がないか確認でCTを撮る事に。
結果もその日の夕方に聞けることになった。
CTの結果は
「転移なし」
ほっとしたけど、全然安心はできなかった。
「高度異形成」と「癌」では治療が全然違う。
「癌」の場合は「子宮全摘」
ネットで散々調べてきた。
全ての検査結果を受けて、
今度の治療方針を話し合うことに。
長くなったので
「なんで3つ目の病院に行くことになったか」
は、次の記事で。