大学生になってもテストは怖い
私はテストが怖い。
とにかく不安。”不安”という一言だけで表すことが出来るほど
本当に不安しかない。
分からない。
まずどうやって、なにを勉強したらいいか
分からない。
ちゃんと良い点数がとれるか
分からない。
どんな問題がでるのか
怖い。
自分に失望されるんじゃないだろうか
怖い。
周りの人に失望されるんじゃないだろうか
怖い。
どうしよう、単位ないかもしれない
どうしよう、怖い。
後期の単位が1個も取れないんじゃないか。
卒業できないんじゃないか。
怖い、怖い。
将来が怖い。就職活動も怖い。
テスト前は必ず耳鳴りがする。怖い。
あの頃がフラッシュバックする。
苦しい。
こんな文章を書いている時間なんてなくて
大したものも書けないのに
あの頃の感性がなくなって
私のことばは私にも響かなくて
誰にも響かなくてつまらなくなってしまった。
なんて恐ろしいのだろう。
でも、ふつうになれましたか。
お母さん、私、ふつうになれましたか。
ふつうにならなきゃいけない、いや私はもう
ふつうで
つまらないほど普通で。そう、ふつうです。
テスト勉強をしなきゃ。
私が一番落ちこぼれで。
あーあ、明日行きたくない。
大学の人に会いたくない。
でもやらなきゃ。
朝の5時まで、カラスの鳴き声が聞こえてくる朝まで
この不安を少しでも減らせるように。