おみくじあたり流ラジオメール採用術 ふつおた編
noteのフォロワーさんが、ラジオ番組でどうしたらメールが採用されるのかという事を書いていたので、私も書いてみようと思います。
今回はふつおた編(普通のお便り)とします。
まず、ラジオ番組でパーソナリティーさん(またはナビゲーターさん)が届いたメールを読む時を想像してください。
番組冒頭のふつおたは、短く分かりやすいものが好まれます。
あまりにもくどい文章、結論が見えず何を言いたいのかわからないものは、基本採用されないと思います。
ラジオを聞いている人の状況は千差万別です。
仕事中の人、ゆっくりしている人、自分の趣味の活動をしている人、移動中の人・・・
そんな中で、冒頭でパーソナリティー及びリスナーを疲れさせてしまったら番組が成り立たなくなります。
パーソナリティーはその後のテンションも下がりますし、本来の力が発揮できません。リスナーに至っては、「今日の放送面白くないし、疲れるから聞かなくていいや」となることさえあります。
だからこそ、ふつおたを送る時はとくにシンプルなものに限ります。
いつ、どこで、誰が、何を、どうした
この要素をしっかりと入れたものがいいでしょう。
例えば、「先日、学校で、私が、お弁当を、忘れた」という内容を送りたいとします。
この内容だったら、パーソナリティーも「お弁当忘れちゃって大変でしたね!そうだな~、私はいつもコンビニでパン買う派だったからお弁当は持っていかなかった」という反応を示すことも可能です。
ふつおたに自分の言いたいこと、さらにパーソナリティーがこんなリアクションをしてくれるかなという所まで予想できれば採用率は上がると思います。
ラジオ番組は基本24時間やっています。
大きく分けて、朝番組、昼番組、夜番組。
私は主に夜番組と深夜番組を中心にメールを送っているので、まだまだ朝と昼は初心者です。それでも少しずつ分かってきたことを書いていきます。
朝、昼のリスナー層は女性が多いということを意識する。
勿論、男性もいますが自分の中でそれを意識する必要があるのです。
とくに深夜ラジオの感覚でふつおたを送ったらほぼ採用されません。
朝、昼ラジオの空気を読まなければなりません。
一番基本的な事は、そのラジオがどんな番組なのか知ること。
ニュース番組、情報番組、総合的な番組、音楽番組・・・
そこでパーソナリティーが好きそうな話題、一般的な話題を短くまとめて送る。これが大切です。
今、上記で紹介した内容は、私が女性になったつもりで作っています。
この内容に対して不信感を抱く人はほぼいないでしょう。
Xでもハッシュタグを使って、「私も○○食べたよ!」とリスナーの反応が起きる可能性もあります。
一方、深夜ラジオのふつおたを考えていきます
朝昼夜に比べて、言葉は悪いですがはっきり言って深夜ラジオは無法地帯です。特に生放送は、放送禁止用語もガンガン言います。だからこそ面白い。
テレビでは言えないことも言い放題。
またリスナーの中に、有名リスナーと言われるメール職人の中でも歴戦のつわもの達が揃っています。
つわものが揃っているラジオ番組では、初心者のふつおたを読まれることは難しいので、そういう人が少ない所に送ることで、まずは力をつけることが必要です。
やはり深夜ラジオでもふつおたはシンプルなものが好まれます。
ただ、少し笑える要素を追加したほうがいいです。
これを読んだパーソナリティーは、「変態お前、ヤバイな!!でも自分の気持ちに正直になるのもいいと思うよ。俺も付き合ってた彼女との話なんだけど・・・」とツッコミを入れて、自分の体験談を話し始めることもあります。
この様に、時間帯で聞いている層を理解してふつおたを作れば採用されやすくなると思います。
次回はコーナーメール編を書きたいと思います。