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『婚活1000本ノック』感想④

第四話。
幸せとはなんなのか。
今回のお相手は『小池』。もちろんあのラーメン大好き小池さんから来ている。
年商5000億の会社の御曹司である『小池』は、山田クソ男の紹介で知り合った。山田の先輩である小池は綾子がだした結婚の条件にピッタリだったのだ。
綾子の結婚相手の条件。
常々婚活は条件であると私も思っている。最初から結婚を見据えて出会う2人の間には、やはりどうにも条件が重要となる。心は後からついてくることもあるが、条件は大抵の場合後付けできない。
その点で言えばあのハートパイを超えて、この小池はハイパー好物件。多少の無理をしても乗りたい豪華客船だ。
幸せはお金で買えるか。長年議論されているこれだが、そんなの人それぞれだ。少なくとも金で買える幸せはこの世にある。
私にとって幸せとはなんなのか考えさせられた。
おいしいものを食べる。旅行に行く。これは金で買える。
友達と喋る。仕事を評価される。これは金で買えない。
今幸せかと訊かれれば大声で幸せだと即答できない事情も諸々にあるのだが、不幸かと問われればそうでもない。家がある。ご飯が食べられる。家族も友達もいる。今のところかろうじてだが仕事もある。実は仕事はなくなりそうだが一応ある。
こうしてnoteに好き勝手書くのも、ドラマを観るのも幸せではないか。
つまり幸せとは、自由と尊重のことなのかもしれないと思う。
私は好きで選んだものを手に、好きで望んだ人と共に、探して見つけた仕事をしている。これは幸せだ。
金があってこれがない生活を、私は幸せと呼ぶだろうか。金があった経験がないのでわからない。金があれば他に幸せを見つけるのかもしれない。
しかし今回は今までで1番、綾子に共感した。
私は幸せになりたい。幸せにして欲しいのではない。
私を幸せにしてくれる人は私しかいないのだ。
小池はこれから幸せになるのだろうか。綾子は?九本は?ハートパイは?
このドラマがどう着地するのか、それぞれがどんな幸せを手に入れるのか。来週もカップラーメンを食べながら見守ろうと思う。

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