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猫師匠

 毎日のnote記録は、そのほとんどを23:30以降につけている。迫られないと書かない、そんな性格だから、時間という縛りをつけた(もう一つの縛りは作文用紙1枚の400字以上であること)。

 といっても、慣れとは怖いもので、このnoteに手をつけ始めたのは25:50である。残り10分で書けるものといえば、もう今の心境をただ書き殴っていくのみ。

 23:30から始めようと思っていたが、膝上に乗ってきたヨネ(猫)をどかすまでに10分かかり、さて作業するかと机に戻ると帰宅したミソ(猫)が本棚を倒しその片付けをしていたら、いつの間にか23:50というわけで。

 不思議なもので猫たちは、ぼくが(書くなり作るなり)何か作業をスタートする機をみて、すりよってくる。なんだこれは。毎度毎度、やめておくんなまし。

 腑煮えくり返るくらいの邪魔をされることもある。恥ずかしながらも、カッカカッカ湯気を出しながら、タイピングをしていることも多い…..。しかし、視点を変えれば、猫たちはぼくに課題を課しているのかもしれない。

 煩悩があっても目の前のことに無心で取り組めることが大事だと。修行せよ。精進せよと。そう考えると、猫たちが師匠なんじゃないかと思えてきた。いつも達観した眼で眺められてる気もするしなぁ。

……いや、そんなわけないか。にゃあにゃあ(ごはんくれごはんくれ)、うるせぇよ、おい。

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